お決まりの日々?

心の向くままに書き散らした長文置き場(プロフィール欄にindexあり)。

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『ROOKIES』9話

次回が最終章!
また二週空き……。8月2日から後番組が始まるという情報に、
あと四回あると思ったのに、今日を入れて二回だったのね。

こんなにうまく行くはずない。
やっぱりマンガ、という批評も当然あるのだろうけれど、
苦境の中で諦めない勇気を与えるものである事が、私は嬉しい。

現実はそんな甘くない、と厭世的、悲観的に世の中冷めた目で見て
逃げる事はいつでもできる。
たとえ怪我しても、情熱を燃やした記憶は残るのだから。

「俺達は大丈夫だ」という笑顔。
そんなお前らが誇らしいという笑顔。

大事な事は、真正直に語ると恥ずかしい。
だからといって茶化さないストレートさが好き。
『ROOKIES』は9話も気持ちよく泣かせてくれました。


過去の自分と決別できた、
ステップアップした、というおごりで、
彼らが見つけた楽しみを知らない、うっくつした下級生に、
見下げたような態度を取ってしまう新生野球部。
その下級生の中にいた、カミサカが今回の騒動の目、彼らの試練となる。

喧嘩っ早い元不良どもの沸点が低いのは昔からで、
だから集団でケンカ、には、こっぱずかしいことを言わなくても熱くなれる。
大好きな野球を取り戻せた彼らは、まっすぐにのめりこんで行く。
失った夢が、奇跡のような出会いで取り戻せるかもしれない、
次はないという焦燥感も手伝って。

御子柴キャプテンもどんどん逞しくなってゆく。
仲間のために犠牲になろうとした新庄も、身体を張ってとめる。
カミサカの襲撃にも、仲間に絡ませないためひるまずタックル。
「頼むから、怪我だけはしないでくれ」
一人も欠けることなく、甲子園に行きたいんだ。
去年、不祥事を起こして出場停止になったことに、腹を立てた御子柴ではなく、
今の仲間を唯一無二と、一緒に行きたいと思うキャプテンがそこにいた。

一人じゃ我慢できない事も、同じ悔しい思いに歯を食いしばって耐えている
仲間の苦しみを思えば、同じ苦しみの仲間に思いを馳せれば、
一人分のリミッターは軽く超えてしまう怒りも、グッと腹に抑えることができる。

酷い新聞記事が、夢に向かう彼らの気持ちに泥を掛け、
引きずり降ろそうとしている、と彼らの心を気遣う監督の心を、
選手達が逆に安心しろ、俺達は大丈夫だ、と笑顔を向けられる。
仲間の傷ついた心を思いやれるから、もっと強くなれる。
その優しさを生み出している強さが、キレイだ。

守るべきものがあれば人は誇り高く強くなれるし、
守るべきもののために、ルールを守ることが出来るが、
失うものが無いものは、手段を選ばない。自分の鬱屈した気持ちを晴らすためなら
ルールお構いなしの卑劣な行為でもやれる。


<夢に輝くお前を応援したい、川藤幸三です>

ビーンボールも無理やりキャッチして、正々堂々な正面対決に持ち込む彼だから、
ストレートに心情を吐露する御子柴には、彼の不安や欲望をそのまま掬い上げて
強い言葉で応援する。
「それでも諦めないやつらが、最後には勝つんだ」
「これは試練なんだ。しれんはそれを乗り越える奴らにしか訪れない」
(乗り越えられない時はつぶれるんだけどね)

お前が頑張っているからこその大きな試練であり、
俺はお前達が頑張っている事が分かるから、応援したいんだ。

その話を聞いていなかったはずの今岡も
「デッドボール喰らったと思えばいいんだよ」
と襲撃された悔しさ痛みを、ぐっと押さえ込む。

今回の障害、カミサカにも、
お前の事は聞いたぞ、なフルネーム攻撃をやる川藤。
ズバリ正論攻撃。正論だからキツイ。
「社会にはルールというものがある
 ルールを守って夢を成し遂げてこそ、はじめて制覇と言えるんだ」
「ちょっと違うな。夢に燃えているやつの目は、もっとキラキラ輝いているもんだ。
 まだ燃えかたが足らないんじゃないのか?」
「自分の力だけで、夢を切り開く勇気がないんだ、お前には!」

それが刺さって痛いところに、お前の夢を応援したい殺し文句炸裂。

「そんなもの(凶器)に頼っていたら、お前の値打ちが下がるだけだぞ」
お前には、俺が応援するに十分な価値がある。
有段者だけに、川藤の強さは分かるだけに効くよな。
川藤の強さが無ければ、効果の少ない方法だろうけれど、
今の川藤には、
「おめえの味方だよ!」
と一緒に説教垂れてくれる、
理解者であり、川藤の応援を受け希望を体現している新生野球部がいる。
彼らがずらりと並び、うざったいほどの夢に輝くキラキラ顔で
援護射撃をぶちかましてくれる。

野球部も強くなったけれど、川藤も自らを認めてくれる奴らに出会えて
イキイキと強くなっている。
川藤もはみ出し者で、極少数の理解者しかいなかったが、
ニコ学に来てからの彼は、いつものようにぶつかりながらも理解者を獲得し、
居場所を見つけたのだ。熱血は変わらずとも彼のやり方も、少しづつ変わった。

人は一人では変われない。変われる人もいるだろうけれど、
一人で生きられない人は、周りの人達との相互作用で、
良くも悪くも変わるのだ。

お前が俺を見てくれているのがわかるから、俺の横にいる仲間を感じるから、
どんな状況でも、俺は前を向いて歩こうと思えるんだ。
居場所を見つけられた人は、強い。

次回最終章。
予告のレントゲンは原作どおりなのかは知らないけれど、
病気や怪我を、「試練」と片付けないでくれよ、とドキドキ……。
(6月に終了した木10ドラマは酷かったから。
 そのドラマのように最終章のあとに、最終回があったりするのかしら??)

このドラマの川藤を見ていると、
ぼくの先生はフィーバーぼくの先生はフィーバー
(2005/01/19)
原田潤

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のメロディが浮かんでくる。
歌詞
ドラマの川藤は、暑っ苦しくて、さわやかな風という感じは、あまりしないけど。
(でも笑顔は爽やかそうに頑張っていると思う)

古きよき時代、という言葉は、現状を放棄しているようで好きじゃない。
それでも使いたくなるような雰囲気が『ROOKIES』にはあります。
ベタだけど、これが最終回EDに流れたら、拍手喝采するだろうな。

『母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き』

「あなたの家では親子が逆転している。大変ね」
「お前には負の遺産がある。そうお母さんの事だ」

実家に行く度、電話やメールが来るたびに、
これらの言葉を実感する日々を送っている私が、
『週刊文春』の書評で紹介されたこの本が気にならないはずが無かった。
一気に読んだ。

母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き
(2008/04)
信田 さよ子

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母子関係で納得できたのは、「娘の幸せ7掛け論」の岩月謙司さん。
賛否両論、そして個人的に恐怖心を伴い思う所があり、
全面的に支持することの出来ない方ですが、
「娘の幸せ7掛け論」は、自分の経験に合わせて納得できた。
私が共感を覚えたものがamazonになかったけれど、
母娘関係の彼の持論は、ぶれていないと思うので、それらしきものを貼っておく。
なぜ、「白雪姫」は毒リンゴを食べたのかなぜ、「白雪姫」は毒リンゴを食べたのか
(2003/04)
岩月 謙司

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7掛け論の母も、
信田さんの『母が重くてたまらない―墓守娘の嘆き』
母分析パターン【5】嫉妬する母(109ページ)に登場する。
(ここでも「白雪姫」の例が挙げられる)

著者が女性だからか、岩月さんの本より
『墓守娘』の方が、よりありありと、吐き気を催すほどの再現性で迫ってくる。
それはカウンセリングに訪れるのは、娘がほとんどの岩月さんの場合と違い、
信田さんの場合は、母も父も含まれる事にもあるだろう。

「娘」の口から語られる「母像」だけでなく、信田さんが実際に接した「母」の
姿がみしみしと心にのしかかるように描かれている。

無邪気な独裁者(86ページ〜)

パソコンやケータイを使いこなせないと、「わかんない〜」と娘に甘えてドジなおばさんぶりを発揮する。無理に話を合わせようとして娘から軽蔑のまなざしを向けられれば、「どうせおばあさんだからね」とすねた顔をして娘を困らせる。時には「ああ、このしわやしみ見てみて……もう長くないかもよ」と脅しながら、娘の心配げな顔を見てホッとする。たぶん、これはなんとも言えない快楽なのだ。

無邪気を装った無神経ぶり、都合のいいときだけ老人ぶったわがまま放題、身体的衰えを材料に娘を脅して言う事を聞かせる……。これらは依存や甘えと紙一重の支配である。多くの支配がそうであるように、支配する側は半ば無自覚である。なぜなら他者を支配する事は苦痛ではなく、むしろ豊かな快楽に満ちているからだ。


読者の対象を「娘」に限定していない事も素晴らしい。
第一の読者である娘の変化に気がついた「母」を、第二の読者として
想定しているかのように思える。


この本の出色なところは、私が読んだ今までの本と違い、
外へ向けた解決策を第3章「迷宮からの脱出」にまとめていることだと思う。
ここで筆者は、まず、娘を「墓守娘」に任命した父母に、「墓守娘」側に立つものとして、
彼らの立場を受け入れるような言葉を混ぜ込みながら、実は厳しい言葉を並べる。
第一の読者である「墓守娘」は、長い間縛り続けられている罪悪感ゆえ、
自分の味方である識者である作者の、加害者への叱責を気持ちよく読む。
この人は私の味方なのだ、という信頼感さえ生まれているだろう。

その後、筆者は第一の読者達を大いにねぎらう。
父母には厳しい言葉を投げかけたが、頑張ってきたあなた達には何もいうことがない、
「おつかれさまでした」と。
傷ついた自尊心には染みる言葉だ。
しかし、「墓守娘」側は、全くの被害者ではない、と私は思う。
踏み込ませる弱さがあったから、縛られている。
恒常的なものではないとわかっていても、
ある種の快適さを手放す勇気を持てなかったゆえの現状だと
「墓守娘」の一人として実感している。
だから、
Noと言うのは、相手を一人の人間として尊重するサービスだ、
という一流の思いやりに溢れた著者のエールには、
つかの間の夢かも知れないが、光が見えた気がする。


123ページの描写には、医療訴訟の現場にも共通する所を感じた。

犠牲者・被害者である母は、絶えず「あなたのために」と唱え続け、子供は自分のせいで母は被害をこうむったのだと認知するようになる。
母に対する感情は、罪悪感だけが許容され、怒りや抑圧感や恨みなどは禁忌となる。子どもは、飲み込まれてそこから脱出する可能性があるどころか、脱出という二文字すら思い浮かべることもできない。
 犠牲者・被害者とは、自分の権利を侵害された無垢なひとたちのことを指す。無垢=イノセントであることで、母は犠牲者ゆえの正当性・正しさを獲得する。



また、テレビドラマによる安易な価値観の押し付けにも、苦言を呈されている部にも
わが意を得たりと快感を覚えた。

めったに起こらないから奇跡と言うのだ(series.06)

「お買い物」カテゴリー、かつ、「malignant」タグの、
ソフトバンク迷惑メールシリーズ、その6。

前回の5の後も、毎日のように届けられる英文和文の迷惑メール。

前回の追記で、5月23日分まで、送りつけられてきた迷惑メールの数を
黙々と記したのだった。
その後も毎日のように襲い来るその数を、寝る前にチェックして、
「下書きメール」に記して行くのが習慣となった。

7/3→00

日付変更線を超えたときに、感激した。
とうとう、この日が来たのだ。
いつぞや、何かの間違いのようにあった、00ではない。
これぞ本物だろう、と思わせた。奇跡のようだ。
ソフトバンクはやれば出来る子! やったぜ!

だが、その42分後のメール着信音によって、喜びは打ち破られた。
その後、朝の5時までに送りつけられた迷惑メールは計4通。

……がっかりだ。
奇跡は、本当に稀にしか起こらないから、奇跡なのだと、
その言葉の重みにぐったりと疲れた。

“お医者様でも草津の湯でも治らない”
恋の病なら良かったのにねえ、ふうーーー(嘆息)。

以下、下書きメールの迷惑メール数から写し書き。

モモ色の……

財布、見つかりました。
ピンクの糸の有無じゃなくて、
また、単なるウッカリでした。

モモ兄(トーキングモモタロス)に言われて(←幻聴、妄想)、
もしや、と思って職場に早出して確かめると、
両替のために銀行に行く手提げに、きちんと収納されておりました。

金曜の夜、自分のお財布から余分に両替しておいたものを、
職場の両替用のものと交換する→そのままバッグに入れる。

……全く同じことを、11日前にやらかしたというのに、ボケボケです。
まさか、いくら疲れて集中力が激減していたとしても、
愚かさをそのままなぞったような事はしないだろう、と期待していた私の
考えなしでした。
自分で思うよりもずっと、私のウッカリはクライマックスな事が分かりました。

「おめえのことだから、また、いつものうっかり、ってやつじゃねーのか?」
モモ兄の言うとおりでした。ついてきてくれて有難う。

モモさんお目付け役としてご出勤を知らないチーフが、小さなプリンをくれました。
モモ兄には香りだけ、中身は私が戴きました
良かったね、モモ兄!

今回もクレジットカード会社や銀行に届けなくて良かった〜。
とてもぐるぐるしたけれど、不思議な安堵感があったのは、ピンク色の糸ゆえかな?

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