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お決まりの日々?

モモの節句でございます。

出血注意

危険とは聞いてはいたが、これほどとは……!
モモスレの盛り上がりぶりに、みんなノリいいなあ、
全くこの変態どもめ(←褒め言葉)と、笑ってはいたが、
実際に目の当たりにすると、とても他人事ではなかったのだった。

劇場版 仮面ライダー電王 俺,誕生!ファイナル・カット劇場版 仮面ライダー電王 俺,誕生!ファイナル・カット
(2008/05/21)
佐藤健白鳥百合子

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を、トーキングモモタロスと一緒に見ました。

本編の前の注意書きに、
「作品を観るときは、部屋を明るくしてモニターからはなれ、
 鼻血と涙を拭くものを用意して観てください」と入れるべきだ。

鼻血こそ噴いてはいないが、動揺は大いにした。
今、血が止まりにくくなっている状態なので、万が一を考え、
病院に行ける時間に見た。
脚に紫斑が知らぬ間にガンガン出来てるし、ちょっとぶつかったら痣できるし、
針刺した後の血はダラダラ止まんないし、これで鼻血噴いたら大変だからな。

ファイナルカットは、かーなーり、やばい。
とくに、03.モモタロスの抵抗、とか、05.小太郎へのお土産はすごい。
FCで復活したカットでは、ご本人が「ケツ」呼ばわりする形の良いそれが
突き出された状態でスクリーンの半分近くを占めるドアップ、
しかもうりうり動くんだから、危険すぎる。
半分以上がそれ、というカットもあった。
スーツのももけ具合まで確認出来てしまうピントの合い方で。
手元のトーキングモモタロスのその部分と比べて、生身様の強烈さを思い知らされた。
そんなに変態を増やしたいのか、長石監督は。
24型Wideテレビでよかった。
これを映画館の大スクリーンで見せされた日には、頭ぶっ飛びそうですがな。
話の落ち着く先を知った、ファイナルカットだから良かったのかも。
皮は皮のまま愛でてこそだと認識しているので、剥く気はないはずなのだが、
背中のチャックまで映りすぎなので慌てた。
小太郎へのお土産のシーンの、解説の人曰く「優しさ」にもグラグラくるが、
(何だよ、この可愛い、得意げなオッサンは! 私も構ってほしい)
柔軟すぎる股関節とこれでもかというほどの角うにぃも困る困る、すっごく困る。
(そんな私の耳を、トーキングモモの角がツンツンするのでさらに困る)
『俺、誕生!』のFCの副題は、『俺、変態!(と視聴者が自覚)』だと思った。
危険すぎるので封印したくなってきた。(同、タイムレンジャー13話。
 気合入れて見ないとタイヘンな事になってしまう)

リョウタロウが、モモにモモタロスと名づけて、
モモタロスが小さなリョウタロウに、小太郎と名づけたという関係性に
ドキドキした。
ハナさんが小太郎、と呼びはじめて、リョウタロウが、コハナちゃん、と言う
関係性も良かったが、映画の中で、
「この名前もお前が」とモモタロスが映画でリョウタロウに迫る形で
完結しているこのバージョンの方が、ダイレクトで分かりやすい。
記憶喪失エピソードを乗り切った映画後のリョウタロウとモモタロスは、
一層絆を強めているというより、リョウタロウが何が何でもモモタロスと
口癖になってしまったのかと思わされたが、いくらモモタロスが一番、でも
モモタロスの貧弱なネーミングセンスまで真似せんでいいのに、
という展開になるため、二人の仲良しバディぶりがちょっと恥ずかしい。

監督によるオーディオコメンタリーを今流しているが、
監督自身が反省は多くある、と謙虚な立場であられながらも、
出来上がったものに対して、時間を置いた現在も満足して
目を細めているようで、いい感じ♪ 
監督が、このシーンが大好き、とか断言できる作品っていいなあ。

各所で役者さんを褒めておられるのも、ファンとして嬉しい。
「ベテラン」
「そりゃあ、(演じている)本人が上手いんじゃないですか。
 なかなかああいう風(=マスクなのに、表情があるように見える)にはならんですよ」

ファイナルカットなので、公開された映画ではカットされたシーンもいくつか復活。
お茶目なオーナや諦めの悪い漢キンタロス、
さくっと美味しいところを持っていくウラタロスに、
はしゃぐリュウタロスのカットが、楽しい。今回見せてもらえてよかった。

モモタロスがケツを押せ、とウラたちに頼むシーン、
初回、ウラは「キンちゃん、お願いします」と傍観、
二回目は、脚で尻を蹴っていた。男の尻をさわる趣味はないんだよね、と
言いたげな行動に笑った。キンタロスは、またクソ真面目にウラの依頼に応え
彼の立派な身体に比べると小さめと思われる両手を双丘にあて、
どすこーいと力いっぱい押していたのがまた楽しい。

カットされたシーンが入れられた事でよくなった、という解説(聴き手?)の人に、
監督が「(脚)本どおりになったから」と断言されちゃうところも気持ちいい。
映画を作っている一つ一つのエピソードが気に入っている。
時間の制限がなければカットしたくなかったという思い入れを感じる

素のリョウタロウの戦闘シーンも増えて嬉しい。
憑依体も好きだけれど、憑依していない状態の彼のぶれていないところが、
もっと好き。戦闘的に弱い、という設定分、彼の気持ちの強さが
ストレートに出ている気がする。

でも、リョウタロウのキメ台詞、
「たった一日でも、一瞬でも、忘れたくない時間はあるんだ。なくしたくない時間が」
のシーンに空の写真たてのカットが挟まれないほうが私は好きだ。
しかし、それでちょっと集中力がそがれたせいで、
大股開きで無防備に倒れているモモタロスが気になってしまうという
良かったのか悪かったのか、……少なくても己の変態性は自覚させられた。
ダブアク牙王は重めなので、それが入っていない公開された方が良かったな。

電キバ映画で、強さで結びついたコンビかと思ったほどに、
お互いへの信頼関係を感じた、コハナちゃんとキンタロスの絵も好きだけれど、
ハナさんとキンタロスのペアも、絵になって良いですなあ。
キンタロスの「待たせたな」に、ハナが安堵の笑みを浮かべるのが、
うっとりものなのだ。がうがう。
ハナモモも好きなのだが、映画のモモは、相棒に忘れられてしまった事が
ショックでリョウタロウしか見ていない視野狭窄状態なので、
キンハナに目がいってしまう。

見終わって、
やはり要所では気持ちよく泣かされて、
良かったなーで終わる優しさに溢れている話が、私は好きだと思った。


「弱者の味方の仮面ライダーを撮りたい」
「そうしないと、つまらないですよ」
長石監督のコメントの締めくくりは、こうだった。
現在放送中のものがこれからどうなるかわからないけれど、
己こそが正義である、と、主役に執拗に攻撃を加える仮面ライダーや、
弱者がモンスターに襲われていても、戦いたくないと変身を拒否するような
仮面ライダーは撮りたくないだろうな、と穿った考え方をしてしまった。
(「いしのもり~!」と島本さんが叫ぶ特集で、『キバ』を撮影中の長石監督が
 映っていたが)


モモなつ、久しぶりに見たマリリンウラは、やはり衝撃的。
字幕版では、さらにキモイ。こんなにキモイ台詞を、
しっくりと聞かせてしまった遊佐さんはすごいぜ。

作品紹介は、春の電キバ映画と夏の牙炎等の宣伝フィルムだった。
電キバ映画、近場では後悔が終わってしまったが、
7月にはDVDが、テレビ版最終巻(予約済)と一緒にでるので、
ネガタロスたちに会えるのが楽しみだ。

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Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

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・他ドラマなど
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