お決まりの日々?

2009年も残り二月。終わりよければ全て良し。

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無罪確定を報道するのが悔しい通信社

産科医の無罪確定 帝王切開死の大野病院事件

 福島県大熊町の県立大野病院で2004年、帝王切開で出産した女性=当時(29)=が死亡した事故で、業務上過失致死などの罪に問われた産婦人科医K医師(40)に無罪を言い渡した福島地裁判決が3日、控訴期限を迎え、4日午前0時で無罪が確定。

 福島地検は地裁の判断を覆すのは困難として控訴断念を決めていた。

 県病院局は4日、休職中のK医師に復職の辞令を出す。勤務先などは本人の意向を含めて決めるとしており、減給とした処分について見直しも検討する。遺族から賠償の要望があれば交渉に応じるとしている。

 K医師は、大量出血を予見できたのに子宮に癒着した胎盤を無理にはがして失血死させたとして逮捕、起訴された。福島地裁は8月20日、死亡を警察に届けなかったとされた医師法違反罪も含めて無罪(求刑禁固1年、罰金10万円)を言い渡した。

2008/09/04 00:05 【共同通信】

検察側が控訴断念、と報道があっても、
気が変わったんで、仕方ないでしょ、という可能性があるから、
期日が過ぎるまでは安心してはダメということなのだと、
この報道で学びました。
誤認逮捕された理由には字数を裂いても、
判決の理由にはとことん触れないところが、この通信社らしくて、
いっそ潔いな!(私は大っキライだけどね!)

同じ共同通信社の、9月2日付けの記事
「孤立する患者たち−6」
僕らが医療を壊したの?妻の死めぐりネットで中傷


このシリーズの1〜5も「連載企画」のリンクから読んだのですが、
医療関係者と患者の間にあった、そこはかとない信頼感を潰したのは
この記事を担当されているようなマスコミだと思います。
その日初めてあった人と、それも3分かそこらの時間で
全面的な信頼を持てるという人は少ないと思う。
出合ったその瞬間から、この人は私を決して裏切らない、
と確信できる友人、取引先ってそうはない。
(人事面接でも、こんな人とは思わなかったってあるでしょうが)

その人にあるプライド、肩書きになどで背負っているものを、
こちらが信じて、
また向こうにも、こちらが相手を陥れるようなことはしないと思ってもらって、
尊敬の心をもって接しています、あなたを大事にします、
とお互いに、それはポーズでも思い込みでもして、
やわな関係をとりあえず結ぶことから、始まるんじゃないの?

そこを、医療関係者は悪いヤツに違いないから、まず疑ってかかれ、
さもなければこんなひどい目に合うぞ、
だって、やつらは金目当て、あんたのことは実験体にしか思っていない、と
毎日のようにアピールしていたら、
風が吹けば飛ぶような、蜘蛛の糸のようにやわな関係すら
繋げるのが困難になってしまう。いや、なっている。

以下、上にリンクを張った共同通信社による「孤立する患者達−6」。

福島大野病院事件が無罪になったことが、
共同通信社(といえば、堀病院の内診問題)がよほど悔しいらしい。
「傲慢なウソツキ医者に、命だけでなく尊厳すら蹂躙される、
 かわいそうな患者とその遺族」という絵を、これでもかと
全面に押し出しているように、私には感じられます。

「孤立する患者たち−6」
僕らが医療を壊したの?
妻の死めぐりネットで中傷 

 新聞をめくる手が、思わず止まった。
 〈診療や手術の結果が悪かった場合に責任を問われるなら、産科医などいなくなる――〉
 医師の心情を取り上げた囲みの記事。
 奈良県の会社員T崎S輔さん(26)には、病院の対応に疑問を抱く自分らが責められているように思えてならなかった。
 おととしの夏、妻のM香さん=当時(32)=を失った。
 2006年8月上旬。M香さんは当時、同県南部で唯一お産ができる医療機関だった大淀町立大淀病院に出産のため入院。深夜、頭痛を訴え、未明に意識を失った。
 けいれんがひどくなり、医師は大きな施設に移送しようとしたが、次々に受け入れを断られた。6時間後、ようやく搬送先が決まった。約60キロ離れた大阪府吹田市の病院。M香さんはここで長男のS太ちゃん(2つ)を無事産んだが、意識は戻らず、一週間後に脳内出血で死亡した。
 報道で事態が表面化した同年10月になり、大淀病院の当時の院長が記者会見し、診療に判断ミスがあったことを認めた。
 だが、S輔さんはほぼ同時期、病院側の弁護士から正反対の言葉を聞いている。 「こちらに一切責任はない。どうぞ訴訟を起こしてください」
 追い打ちを掛けるように、インターネット上の医師専用ブログなどで遺族を突き放すような書き込みが相次いだ。
 〈手を尽くしたのに責任を追及されるなら、医師は尻込みする〉
 〈遺族が騒げば騒ぐほど、周産期医療は崩壊する〉
 07年5月、晋輔さんは訴訟に踏み切る。「病院に対応を拒まれ、他に行き場がなかった」 病院側は法廷で、激しく遺族を批判した。「診療態勢の問題を、特定の医師、医療機関に責任転嫁した」「正当な批判を超えたバッシングで、(大淀)病院を周産期医療から撤退させた」…。M香さんの死から2年が過ぎたが、今も出口の見えない争いが続く。
 大淀病院が産科を休診して既に1年以上になる。地元の妊婦は、遠方の病院まで足を運ばなければならなくなった。S輔さんの気持ちは沈むばかりだ。
 「お産の場だけでなく、法廷でも妻の命が粗末に扱われ、冒?(ぼうとく)された。医療崩壊を招いたのは僕らだというんですか」

◎感想をお寄せください   この連載に対する感想やご自身の体験を「医療漂流」取材班にお寄せください。ファクスは03(6252)8761、電子メールはhyoryu@kyodonews.jp (2008/09/02)

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私は柊恵一さんを演じた声優さんの一ファンです。
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大淀病院事件スクープなどに顕著に現われているマスコミの報道姿勢に大きく疑問を抱いています。伝えたくない事実は隠蔽し、フィクションやファンタジーを「マスコミが知らせたい真実」とばら撒くのは勘弁願いたい。
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