お決まりの日々?

モモの節句でございます。

毎日変態新聞奈良支社による、医療撲滅戦略(キャンペーン) 2009年夏(大淀事件33)

『勤務医 開業つれづれ日記・2』様の記事で、
お馴染みの恥ずかしい新聞社の、おなじみの記者さんの、
今夏の新作を知りました。
前年と同じく、ご命日には、いつものメンバーによる特集が組まれるでしょう。

口頭弁論第一回から一年経ちましたが、二回目はまだなのかしら? 


妊婦転送死亡:発生3年 「世の中、動いたと実感」遺族、産科医療改善望む /奈良

転送したから死亡かと思わせる見出しですな。本文を読めば、脳内出血で、と書いてあるけれど、
転送のタイミングを原告が裁判の争点にし、産婦人科以外なくても脳外科病院なら助かった、と
転送ミスを責めている原告側べったりの見出しにしたのでしょうが、
それなら転送ミス死亡、とすればいいのにね。
「世の中、動いた」、
政権交代で変わる、と同じ意味合いかしら?
確かに動いたし、政権交代が行われれば変化は起こるでしょうが、
悪い方に、という意味で同じみたい。

妊婦転送死亡:発生3年 「世の中、動いたと実感」遺族、産科医療改善望む /奈良(毎日新聞)
 大淀町立大淀病院で06年、五條市のT崎M香さん(当時32歳)が分娩(ぶんべん)中に意識不明となり、19病院に受け入れを断られた末に死亡してから、16日で3年になる。この問題をきっかけに、産科医療の充実を求める声が高まり、衆院選でも各党がマニフェストなどで掲げている。夫S輔さん(27)は「世の中が動いたと実感する。問題を風化させず、産科医療が少しずつ良くなってほしい」と話している。

 M香さんは06年8月8日未明、脳内出血のため意識不明となり、転送先の病院で帝王切開で長男S太ちゃん(3)を出産し、8日後に亡くなった。遺族は「真実を知りたい」と、07年5月に主治医と大淀町を相手に損害賠償を求めて提訴し、大阪地裁で係争中だ。

 S太ちゃんは会話ができるようになり、今春から保育園に通い始めた。S輔さんはS太ちゃんに、M香さんの死亡について少しずつ伝えている。いずれは「産科医療が良くなったと伝えたい」と話す。

 義父Y治さん(55)は、S太ちゃんとお風呂に入る時に「私の子どもたちへ」(笠木透作詞・作曲)を一緒に歌っている。豊かな自然を子供たちに残せるかどうかを問う歌だが、K治さんは「この子たちの世代に何か良い物を残したい」という思いも込める。S輔さんとともに、大学の講義や市民向けのシンポジウムで体験を語り、医療の改善を訴え続ける。【高瀬浩平】

毎日新聞 2009年8月11日 地方版

新聞でコメントを何度も発表され、大学や市民向けのシンポジウムで
活躍されている活動家なので、
お名前の一部を伏せなくてもいいのかもしれませんが、今までどおりに。

T崎S輔さんが、第一回口頭弁論でも、
とにかく、子供よりM香を助けてくださいと言う気持ちと、そういう風に言ってました」
と言われたのも私はメモしています。
彼がこの気持ちをご自身で、S太さんに伝えられなくても、
第二回口頭弁論が一年以上先に(二週間に1~2回はチェックしているのですが、
 予定を発見できていません)、第三回は、判決は?という状況で、
子どもはどんどん育ち、自分でも文字が読めるようになり、
親が言わなくても、S太さんご自身が原告として名を連ねているのですから、
裁判を通じて、父自身が強く訴えたこの事実を詳しく知ることになるでしょう。
原告として彼が主張してきたことですから、
子どもさんが傷つかないような説明はすでに考えておられることだとは思いますが、
私のプアーな頭では思いつけません。

作詞作曲の方の名前までつけて、この歌を調べてください、
と言わんばかりの記事だったので、グーグル先生に尋ねました。
私の子供達へ(リンク先、音出ます)

私の子供達へ 【F】

作詞、作曲 笠木 透


生きている鳥たちが 生きて飛び回る空を
あなたに残しておいてやれるだろうか 父さんは
  ■目を閉じてご覧なさい 山が見えるでしょう
  ■近づいてご覧なさい 辛夷(こぶし)の花があるでしょう

2 生きている魚たちが 生きて泳ぎ回る川を
あなたに残しておいてやれるだろうか 父さんは
  ■目を閉じてご覧なさい 野原が見えるでしょう
  ■近づいてご覧なさい 竜胆(りんどう)の花があるでしょう


3 生きている君たちが 生きて走り回る土を
あなたに残しておいてやれるだろうか 父さんは
  ■目を閉じてご覧なさい 山が見えるでしょう
  ■近づいてご覧なさい 辛夷の花があるでしょう

歌詞を読んでも、新聞記事内で、曲名を作詞作曲家を明記して強調する理由が、
私には分かりませんでした。
ポエマー変態新聞らしく、理性より欲望、感情のままに書きつけるのが至上という
主張でしょうか?

19病院拒否ということは、少なくても20回(20病院)に打診して、
やっとOKをもらえたということであり、
担当医先生の患者さんを何とかして助けたいとういう気迫を、
この具体的な数字だけでも私は感じてしまうのですが、
原告T崎S輔さんは「必死さが伝わってきませんでした!」と強調されている。

拙ブログの第一回口頭弁論メモ(5)より、

<毎日新聞の「6時間放置」は、必死さが伝わってこなかったから>

被告側弁護士2(被2)「マスコミが取り上げた、とは毎日新聞のことですね」
T崎S輔氏(T氏)「はい」
被2「そこでは、病院が奥さんをほったらかした、という
 報道から始まったのだけれど、
 病院は一所懸命転院先を探していたと言う事は、
 あなた、よく知ってたんでしょ?」
T氏「いえ、その時家族全員が一番感じたのは、
 先ほどM先生がここで話していたように、
 こんなことを言うと悪いのかもしれないけれど、
 小さい声で、ゆっくりと」
被2「声の大きさとかそういう問題じゃなくて」
T氏 「必死さが伝わってきませんでした!
被2「でも助産師さんや看護師さんも、一所懸命に早くと
 心配していた事は、よく分かっておられたんじゃないですか?」
T氏「だから、あまりそれを感じられませんでした
被2「『あまり』というところに不満があるんですか?」
T氏「それはよくわかんないんですけど」



私個人としては、少々変わり者だとしても
(被告となってしまわれた産婦人科医師が変人というわけではないです、
 そのように判断する材料を私は持ち合わせていません)、
新しい知見へのアップデートのための努力を続け、腕も確かで、
己の限界を知っている医師に担当していただきたいと思いますが、
現在係争中のこの裁判を通じて、医師としての確かさを磨くよりも、
必死さをアピールして身を守るやり方を、形式として学ぶのが、
トラブル回避のために有効かと思いました。
事実、被告M医師は内科医にコンサルトをしている。それでも分からなかった。
脳外科医に匹敵する症例を、
産婦人科専門医が経験するのは、物理的に無理でしょう。

裁判を通じて、そして患者さんから非公開メッセージで頂いた情報から、
M医師は、奈良医大とかかわりを持ち続け、学会にも出席されていたようで、
知識のアップデートに余念がなく、今回も被告病院では無理、とわかった時点で
速やかに搬送先を探そうと動かれているので、私が望む医師像を満たされている方だと
思います。
それは、患者サイドだけでなく、現場の医師サイドでも同じでしょう。
一部の医療者を除き、殆どの医療者は、
被告病院の医療環境、患者さんの状態から、自分がM医師の立場であっても、
転送の手配をする以外はできなかったと答えると、私は思います。
転送先がなかなか見つからなかったのは、脳外科にあたらなかったからではないことは、
転送先でも産婦人科と脳外科、そして小児科が必要だったことからもあきらかで、
担当医師や担当病院ではなく、奈良県や国に改善を求めるべく、
裁判と言う手段をとるのなら、私のプアーな頭でも分かる。

それもあって、T崎S輔さんは「子供よりM香を助けてください」と強く主張することで、
裁判官に、少なくても新生児科は要らない、産婦人科医も後回しでいい、
脳外科さえあれば助かったという筋書きを示しているように感じる。
(妊娠中の循環動態は非妊娠時と大きく違ってくるはずで、
 おなかの子どもへの血流が不安定になる危険性を「子どもより母体」と軽視しても、
 妊娠状態での開頭手術は難しいと思う。
 子どもはどうなってもいい、という同意書があっても、障害などが残った場合、
 裁判を起こされる可能性がないわけでもないし、そうなれば同意書が効力をもたないことは、
 過去の例から明らか。この状態で産婦人科医と新生児科医のサポートなしに、
 妊婦の開頭手術に踏み切れる脳外科医は、
 ましてや「一か八かでやってもらっては困る」のJBMがある状態で、
 全国に何人おられるのかしら?)

ところで、私も出来る限り傍聴しようと傍聴券交付情報をチェックしている
この裁判、紙面にもあるように現在係争中なんですよね。
被告側の意見を一切載せず、原告サイドのみに意見を伺い、
それをそのまま垂れ流す新聞は、公器としての役割を放棄しているのではないかと思います。
被告側弁護士さんが是非、この件についても動いて欲しいと願います。

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たまり(ょ)

Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

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・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
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