お決まりの日々?

モモの節句でございます。

週刊文春 9月3日号

またお前か!

やっぱり現場に行ってみるものです
雑誌のレポートが嘘だと、書き手の上杉隆氏がいかに根拠のない話を、
さも真相のように書いているのか、現場にいたものは味わい深く
しみじみと実感できます。
こうやってメディアは嘘をつくのね。

直感を磨くためには、人と会う事、場数を踏み経験を積むしかない、
(イメージ力の貧困な私には、本だけでは掴みきれない)。

週刊文春9月3日号は、二本立て特集。
衆議院選挙特集と酒井法子さんがいかにうまく芸能界を渡ってきたか、
聖母の顔した悪女一代記(と思われる、興味がないので全部は読んでいないので)、
私にとってはそういう人がいた、というだけだ。
それよりも、バックに暴力団とまで書いたのなら、
北朝鮮からと思われる、麻薬ルートを解明してほしい。
他の有名人、そして有名人以外にも、はびこっているはずだ。
のりPとお塩先生の「スキャンダル」とおもしろおかしくかき立てるのではなく、
その背後にあるものを取材し、すぐ側にある危険と、
社会に警鐘をならすのがメディアの役割だろう。

あとは選挙!選挙!!選挙!!!
悪意を感じるモノクログラビアページから、目次、
次のページから始まる主特集は、いつもの上杉氏担当。
上杉氏はネクスト首相秘書官に内定している とか、納得だ)

「300議席越え」は本当か
民主党よ、驕るなかれ

民主党批判かと思わせるタイトルですが、しっかり自民こき下ろしに、
嘘を重ねての自民非難のオンパレードで、いつもの「またお前か!」。
たたけるときにたたいておかないと、飯の種になりゃしない、という下賎な
ジャーナリスト精神にあふれていて、この特集だけなら買わなかったさ。

国民が一番見たくない顔、それが麻生、などと以前書き飛ばしたに関わらず、
麻生総理の、少なくても演説会での人気は隠せず、
(動員を含めた証拠が連日動画サイトにあがっちゃうし)、
筆者の保身に走ったタイトルと私には映りました。


鳩山民主党代表のなんば高島屋前街頭演説の聴衆が少なかった。
その理由は、

動員の少ない事情を探ると、大阪一区の熊田篤嗣事務所にしか動員をかけていなかった。道理で少ないはずだ。

で、麻生総理の演説会に人が多かったのは、

実際、後日、同じ場所に麻生太郎首相が演説したが、その際、自民党大阪府連は一区二区合同の演説会都市、府連所属の府議と市議に、それぞれ二十名以上の動員を命じている。

なのだそうです。これについては、真偽は知るよしはないが、聴衆は同日30分の差で開始時刻が告げられた、梅田ヨドバシカメラ前と二分されただろうから、なんば単独だったらもっとすごいことになっていたでしょうな。

さらにテレビカメラに映る場所に人が集まるように、周辺の歩道を規制して、大勢の聴衆がいかにも首相の演説に聴き入っているかのような演出もしていた。

これは嘘です。周辺の歩道は、駅前ということもあり、麻生首相を一目見ようと集まった人たちが通路をふさいで、歩行者用通路をふさいでしまわないように、
道の長軸に沿って人がロープを手で持って張り、演説に興味がない、または急いでいる人たちがなるべく移動できるように、集まっている聴衆と協力して、
通行路を確保していました。後から場所取りしたNHKのカメラに向かって、怒りの声を上げるような大阪人が、聴きたくもない演説のために強引な通行規制をされたとしましょう。
当然黙っているはずがありません。まあ、通行規制をされたら、梅田の人が難波に来ることは難しいでしょうねー。動員も大変だなあ(棒)。

同じ記事三ページ目にある描写が8月22日の難波駅前に近い。

二〇〇五年夏、前回の郵政選挙、筆者は同じように選挙取材のために全国各地を行脚した。小泉純一郎という垂れ幕が選挙カーから下がる。すると、演説まではまだ一時間以上あるというのに、多くの歩行者が足を止める。動員はいらない。名古屋駅前、大阪駅前、酷暑の中、小泉の登場を待ち、姿を現した瞬間、大歓声が沸く。歩行は困難だ。いくら警察が棋聖戦を広げようと、それ以上の勢いで聴衆があふれる。

私がなんばについたのは、開始予定の30分強前で、すでに歩行困難になっていた。麻生太郎総理が難波に到着したのは一時間半後のことだったが、酷暑で座り込む人を日陰に誘導しながら、候補者の演説を聞いていた(一部聞き流していた)聴衆に、
総理が到着したとわかった瞬間、ビビッと緊張が走ったのがわかった。向こう側の群衆に「麻生総理が来た」とわかった一点から、熱気が広がっていくのがわかる。総理が選挙カーに上り姿が見えると、中馬さんの演説が聞こえなくなるほどの拍手が起こり一気に沸いた。

その場にいた明記されている上杉氏によるレポート。

なんば駅前で麻生の演説を聴いている聴衆は、同じ場所での鳩山の演説よりも確実に多い。だが、聴衆に熱狂はない。麻生の演説は絶叫調で、聴衆も大勢いるのに、どこか静寂が支配しているような気がするのだ。それは二〇〇七年の夏、自民党が安倍首相の下で戦った参院選の雰囲気によく似ている。


声が聞こえなくなるほどの割れんばかりの周囲の拍手。顔見知りの人もおらず年齢層もばらばらで、自分が「動員」された中に紛れ込んだとはとても思えなかった。
選挙カーは大きな道の真ん中にあり、南海難波駅側、高島屋前、さらにあふれた人が、少し離れた両道を結ぶ間の歩行者通路にいるが、
ばたばたと振られる日の丸の旗、対岸からも届く「そうだ!」の声、「麻生さーん!!!」コール、
どれ一つとっても、聴衆の熱狂を示していると思うのだが、
上杉氏の言う「熱狂」とは、常軌を逸したまるで違法な薬物の存在を
感じさせるようなものでないとだめなの?
2007年の参院選惨敗が今回の衆院選でもとイメージさせる書き方。
先ほど引用した、小泉郵政大勝利時も同じ記事内に出しており、
実に恣意的で気持ち悪い。

上杉氏の自民叩きは、民主が圧勝できなかった場合に備えて、
さんざんあおってきた自分の立場への保身を交えながら、
今回は巻頭の6ページぶち抜きでしたが、いつものような内容で、
麻生首相は地元でそっぽ向かれ、よさのんも危ない、
総スカンであると書かれているが、
私がその内容が嘘だと言い切れるのは、自分がその日その場所にいた、
難波高島屋前だけなので、これで終わり。


これだけだと『週刊文春』の今週号を買う価値はまったくない
(特定の政党についての根拠のない嘘を垂れ流すだけだから
 存在意義自体がないといってもいい)のだが、
同号39頁からの
歴史からの警告『政権交代で日本はハッピーになれるか』
山内昌之×中村彰彦×鹿島茂

は、日本の世界の歴史に学ぶ視点で面白い。この5頁は、先ほどの6頁とは比較にならないほどに具体的で、面白い。
あおり

自由、平等、博愛----革命はいつも甘美なスローガンに彩られる。しかし、現実はどうだったのか。持ち慣れぬ金、権力を手にした輩がハレンチを繰り返したあげく、クソまじめなやつの恐怖政治が始まった歴史。改革を謳う格好良い連中の言葉は、眉に唾して聞け!



本文より抜粋

「田中角栄は、金と色と権力のうち、どれか一つならいいが、全部手に入れようとしてはダメだ、と名言を吐いたそうですが、革命の時はこの三つを手にする輩が横行する。特に顕著なのがロシア革命で(後略)

現代イランの話です(中略)
 ところが、新政権は究極のバラ巻き政権になったのです。(中略)
貧者と名のつく人間に際限なくバラまくわけですから、これも一種の詐術という意味での政治の腐敗です。
 今回の日本の選挙で各党のマニフェストの大判振る舞いや頻繁な公約の書き換えを見ていると、だんだんイランのことも言えなくなるようで怖いですね。」


「歴史に目を戻すと、自民党が、どうして政権交代に追い込まれてしまったのか、じつによくわかる小説があるのです。(中略)バルザックの『農民』という作品で、(中略)。
 たとえ不正があろうとも、それなりにその地域が潤っているのを、直してしまうと、かえってどうしようもなくなるという教訓です」
「なるほどね、それが小泉改革というわけだ。」
「そうなんです。あれで地方に行きわたっていた金がいかなくなった。だから、自民党はあの時、小泉さんを追い出して、民主党とくっつけてしまえばよかったんです。それで、民主党とあまり力関係に差がないうちにいったん下野しておけば、今回のようなことにはならなかった。」

医局による医師派遣システムを解体した結果の地域医療の崩壊も、
「たとえ不正があろうとも~」と構造は同じ。

麻生総理は、自民党マニフェスト ページ01にあるように、
近年の行きすぎた市場主義=小泉的なものとの決別を打ち出している。
なんばでの街頭演説で実際に聞いた。

ssd先生が「コイズミ的なものvs非コイズミ的もの」と、対立姿勢を明らかにしてくださった構造と同じ。

非コイズミ的なものなのが自民党で、コイズミ的なものが民主党というねじれ選挙が事態をややこしくしています。
おまけに、自民党の場合は、非コイズミ的なものでほぼ統一というか、そもそもそれは結局、従来の保守政治の枠内であるからして、さほど不可思議なものではないに対して、民主党内には、そもそも非コイズミ的な成分が入っているのに経済政策はコイズミ的なものになっているというカオスの不可思議さがあります。



文春の記事の続き。

「(徳川幕府が)二百六十年余に渡る平和を築いた。これは官僚制度が非常に柔軟で、合議制度をうまく取り入れたことが大きい。」

「別の見方をすると、徳川幕府がなぜ長持ちしたかというと、一番凡庸な層が一番手厚く遇される体制だったからです。身分制度などで重苦しい社会を作ったといわれますが、たいして頭がよくなくても、大過なく務めれば、それなりの人生が送れる社会。
 しかし、それは最終的には政権交代の火種になる。野心的で少し頭のいい人間は、そういう社会に不満をため込んでいくからです。私はこれを「貧乏学者の不満」と呼んでいるのですが(笑)、この層が増えると危ない。明治維新のそもそもは水戸藩の暴走ですが、ここは貧乏学者の宝庫でした。」


「徳川幕府の例を取ると、関ヶ原の前、家康は手紙を書きまくって、味方になればお前にはどこの国をやる、お前には何十万石やると、手形をきりまくります。全部実行したら日本の土地では足らないくらいの大盤振る舞いです。で、政権を掌握すると、約束を盛大に反故にするわけです(笑)。伊達政宗なんかは百万石を約束されたのに、半分の五十万石のままだった。どこか、今回の各党のマニフェストに似ている(笑)。」

「仮に民主党のバラ巻きで、少子化が歯止めがかかったとしても、こんどはそれが長い目で見ると政情不安の原因になりかねない。(以下フランスの例、日本の例とつづく)」


巻頭特集のように、主観で言いっぱなしではなく、そうであった歴史を示してくれるので重みがある。、

「ハッピーなれるのか?」についての答えは、
民主党政権になった場合を歴史を踏まえて考えると「怖くなってきた」でした。

『民主「所得補償」は日本農業を滅ぼす』 浅川方裕
は、二ページ。
ネットでは前から問題にされていた「戸別所得補償制度」の問題点を、
紙媒体で記してくれているのでありがたい。


便利な世の中になったものです。
民主党党首の演説の模様。これで1480人(発表)だと、なんば高島屋前はいったい……。
【ニコニコ動画】H21.8.21鳩山代表鹿児島県日置市街頭演説
これが上杉氏のいう聴衆の「熱気」ならば、
たしかになんば高島屋前の麻生総理の聴衆とは違うね。
上杉氏のいう聴衆の熱気は、腕組みして無反応な態度のことかしら。

こっちも凄い人だ。
【ニコニコ動画】麻生太郎内閣総理大臣 大阪府松原駅前での街頭演説 2009/08/27
とてつもない動員なのですが、
「だいたいあんな総理が来ても、票が減るだけさ。」なのだそうです。
上杉氏の取材によれば(『週刊文春』2009.7.9)

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たまり(ょ)

Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
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