お決まりの日々?

モモの節句でございます。

晴れの鹿児島(三日目後半)

タクシーの運転手さんは初日と違う方で。
前方のご夫婦に手を振って乗り込んでいると、
添乗員さんが桜島の灰を手のひらに乗せて触らせてくださった。
袋があれば持ち帰ればよかったと、今になれば残念だが、また行くからいいか。

今日は花祭り当日で、交通規制があり、踊り疲れた方が横断歩道を満足げに
歩いていくのが見える。

一昨日来た道を戻るように、銅像を車窓から見ながら、城山公演へ。
同じ道でも海でも一日目の晴れと、今日の雨では全く違う光景に見え、
得をした気分になる。
今日も元気に噴火している桜島をバックに、添乗員さんが「今のうちに写真を」というので
収めてもらっていると、修学旅行の団体がやってきてたちまち埋まってしまった。
経験に裏打ちされた凄い勘だなあと感嘆する。展望台に上がったが、
樹が元気に枝を伸ばし葉をつけているので見えない。
ここは健康維持のために走る高齢者の憩いの場なのだそうだ。
鉄棒が本格的で、私には難しそうな高さなのがアンバランスで面白い。
「桜島を撮るならこのポジションですよ」と話しかけてくださった地元の人も親切だ。
黒い猫がいつもいて人慣れしている話しも聞く。私もカメラを向けたが
丸い身体でちょんと座って黄色い目でこちらをじっと見ている。
西郷隆盛がこもった洞窟を見て、仙巌園を通り過ぎて空港に向かう。
最後の観光スポットはチェコビールと麹工場。
説明はちょっとで、あとは売り場みたいな感じ。今までと違う感じに疑問を覚えれば、
飛行場のすぐ側なので、時間つぶしの場所なのだそうな。
またタクシーに乗ればすぐに、日没後薄暗く暮れてきた空に模様を誇るように存在感を示している
十六夜の月を背景にする立派な空港が見えた。

ここでタクシーの運転手さんとはお別れ。
この運転手さんは、シャープの工場にいたこともあり、関西も含め転々と
されていたが、地元のお父さんの後を継いで農業をするために戻ったUターン組。
今は兼業農家で、完全自給自足。
この生活に入ったきっかけは、役場などの偉い人が、50代でバタバタと逝ってしまったのに
危機感を覚え、食生活の建て直しと、まず発酵食品に目をつけたのだそうだ。
今は、無農薬の有機農業。特にダメなのが、二回巻かなければ効果のでない除草剤で、
除草剤を使わず、雑草を根元から浮かすシステムを考案し、
それでおいしいヒノヒカリを作られているそうだ。今年収穫したものはすでに売約済み。
この米があれば市販の弁当が食べられないというほどに美味しいお米は、
残っていたものも「お袋に食べさせたい」という殺し文句に譲ってしまわれたそうで、
来年のを必ずお送りますから、とお約束いただいた。
年金生活に入れば田舎で農業をするのが、豊かでいいと言う。
年金生活、というのがミソで、農業ではとても食べていけないからなのだそうだ。
彼は、年金をもらったら田舎に移住して、農業をやって豊かな生活が
主流になればいいと言うが、私はそうは思わない。
年金をもらえる世代は、自給自足生活で健康度は上がるといえども、
病気にかかりやすいと思う。そのためにはやはり病院が必要だ。
病院医師、看護師、技師、警察官や救急隊員、消防隊員が
年金をもらえる世代でいいはずがなく、65歳以上の街を作ることより、
若者も住みたくなる、稼げる農業というプランを作っていかなくては、
僻地感が進んでしまうと思う。

除草システムは、お兄さんから特許をとるように言われているが、
先日の電話でも、相談するのを忘れたといわれていた。
彼は農協は農薬を売って儲けていると言い、農協には邪魔されるから言わないそうだ。
会社を立ち上げることも考えたが、とてもそれで食べてはいけないだろうから、
声をかけられる状態じゃないようで、実にもったいないと思う。
日本の安全な野菜を求める声は多く、とてつもない高値で取引されているようだが、
彼は本当に米が好きな人に食べて欲しいと願っているそうで、
土鍋で米をガンガン炊いている話を喜んで下さった。

鹿児島湾ではハマチなどの養殖も盛んだが、中国のとてつもない金持ち、
日本の金持ちの10倍は持っているというスケールのでっかい金持ちが、
金に物を言わせて買いあさっているので、追われるように養殖しているのだそうだ。
野菜も魚も、彼は言わなかったが水も、安全な食べ物を求めている国が
すぐ側にある。

鹿児島空港には無料の足湯があるし、発着を望める展望所があるといわれ、
他の仕事がある添乗員さんとしばしのお別れ。
途中でフロアでみれば、ブースを構えて仕事をしておられた。
月を見たいと先ほど見れたポジションまで徒歩で移動し、お手洗いを済ませ、足湯に浸かり、
店を見ていたら時間が過ぎてしまった。展望台は思っていた以上に素晴らしく、
ここで時間を潰さなかったことをもったいなく思った。
暗くなった空に見事な月。足を伸ばさなくてもここに月はいたのだ。
この月を背景に飛行機が動く。時間切れで飛び立つ瞬間のあの見事さを拝むことは
出来なかったが、大丈夫、また来るだろうからそのときに見ればいい。

機内持ち込み検査のところで添乗員さんに見送ってもらってお別れ。
彼は東京から鹿児島に移ったIターン組で、鹿児島に来てずいぶんになるそうだ。
お店にも詳しく、今度来られたときには繁華街も案内しますよ、と言ってくださった。

鹿児島空港を飛び立つ。
今回も窓側。ちょうど真ん中で、翼の付け根の当たりだ。
街の明かりは大阪ほどに激しくないな、と昔の記憶を呼び起こした。
夜のフライトは飛行機内の明かりを極力落とす。このときは綺麗に見えたけれど、
撮影OKになってからは室内の光が窓に反射して、機内が映り込んでしまう。
昼間ほどには楽しくないが、夜の町並みもそれなりに楽しい。
神戸あたりに来ると、街の明かりが激しくなる。大阪になれば一層凄い。
ビルにぶつかるんじゃないかと思う高度まで高度を下げる。
行きもそうだが、帰りも大阪の空港は混みあっており、
管制官から空中で待つことを指示されたと機長からのアナウンスがあった。

到着間際にJALから利用に対するお礼のアナウンスがあった。
行き同じく、ワンワールド系であることを明言して始まったアナウンスで、
帰りには、JALは皆様にご心配をおかけしているが、
お客様に対して全力を尽くしますというような言葉が入ったのに驚いた。
現政権与党がワンワールドからの援助を断らねば、今のような状態にはなってまい。
トッピー備え付けのアナログ放送受信機で映されたミヤネ屋と思われる
テレビ番組では、ガッキーを民主党シンパのタレントが顔を歪めて、
そして街の人に聞きましたVTRで責めていたが、
ガッキーは慄然としてさわやかな笑顔と態度をくずさなかった。
伝えてこなかったのはお前らだろう、と怒りを覚える内容だったが、
帰宅してから見た2日の予算委員会の代表の惨状に、
なるほどフルバースト援護をせざるをえないと納得させられた。

今度の着陸は、ドンと衝撃があるおとつい以前のものと同じだった。
いつ開いたのか、瞬間は見逃したが、着陸と同時だろうか、
羽にある二つのドアが空に向かってバンと開いていた。
滑走路を走る飛行機が地面から浮くのを防いでいるようだ。
減速していくうちに、バンと音がしてドアは閉まった。このあたりも機構がわかれば
面白いに違いない。

政治談議はしなかったけれど、初日に会うや否や
「このトランクは定額給付金で買いました!」と添乗員さんが言われたのに始まり、
公共事業についての話をしたり、これまでの旅行と違って、
政治や政策の話が出てきたのも新鮮だった。

私のトランクは添乗員さんに「重っ」と驚かれた。
コンパクトなのに重いトランクは、持ち手を伸ばした二輪接地状態ではかなり重い。
はじめはこの状態にして、持ち手の上にかばんを載せると、大層な重さだが、
立てた4輪接地状態だとずいぶんと軽くなることがわかった。
骨折したときに学んだ最寄り駅やよく利用する駅のエレベータの在りかが
今回役立った。階段を持って歩くのはなるべくやめて、帰宅。

私のたびに関わってくださった全ての方にありがとう。
そして、屋久杉登山まで付いてきてくれたモモ兄もお疲れ様でした。

延期になったおかげか、これ以上に望めないと自分のミス以外は、
パーフェクトといっていいほどだった今回の旅行。
書き忘れたことはまだあるはずだし、画像も整理したら入れたいので
今回の二泊三日旅行については今後追記していきます。
「ガイドになれる」とお世辞を言われたくらい、二日目のトレッキングで
エコガイドさんから教えられた内容は細部に不確かなところを残しつつも、
定着しております。

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Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

何となくの傾向インデックス
・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
・医療破壊に関しては涅槃の境地にいけたらイイナ♪
リンク先=『麻生太郎オフィシャルサイト』さんスキー♪

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