お決まりの日々?

モモの節句でございます。

「嫌いだからこそ聞きにいくんです」

「(稲盛さんが)嫌いだからこそ聞きにいくんです。
 好きな人の講演だったら感動しちゃうじゃないですか」

お世話になっている宝石業者社長さんのサロンに、
先輩からの委託品と、
ついでにと、電子ピアノから床に落下して曲がってしまった
オメガチェーンの修理の受け取りに行ってきました。

忙しい方なので出張があったりで、互いの都合が合うのが、今日の午前。
午後は私はコンサートに行き、彼は京セラ稲盛氏、日航のCEOに抜擢され、
『女性自身』の記事や、亀井さんが大絶賛している人の講演に行くといいます。

「京セラの、日航のCEOに抜擢(笑)の稲盛さんですか?
 私あの人苦手。オザーさんと同じ臭いがする」
「僕も嫌いですよ。だから行くんです」
との言葉に疑問を発して帰って来たのが冒頭の台詞。

さらに理由が続きます。
「友人に言われたんです。
 『T(社長の名)、おまえ好きな人の話ばっかり聞きに行ってるやろ。
 それではあかん。
 人間50を超えたら、自分の欠点に気づかなくなる。
 嫌いな人の話しを聞き、何故、自分がその人が嫌いなのか、と
 自分に照らし合わせて考えることで、自分が見えてくるんだ』、と」

50代の彼の友人というのは、長い付き合いのある会社の、
年上の社長さんだと思われます。

彼が好きな人は、松下さんや本田さん。
その理由として、松下さんが、洗濯機を開発をあきらめなかったのは、
奥さまの手が洗濯で荒れてしまうのを辛く思って、そうならないようにできないかと
考えたから。行動の理由に、人間がいるからいい、といわれていました。
バイクはダメといわれ続けても、けっしてあきらめなかった本田さんの、
作り手としての思いにも共感されているのだそう。
そして車メーカーではスズキさん。
スズキは、スズキの車を扱いたいという小売業者に卸す。
どこぞの大手と違って、販売ノルマはない。売れないことを小売の責任にしない。
そして、「私は大会社の社長じゃない。中小企業の親父さん」「社員は家族」
と、日本式を貫く姿勢に共感されているという。

そういう彼が、嫌いという、稲盛氏の場合は。
・成功したら、稲盛の名前を前面に出す。
 稲盛ブランド、というのを作ろう、作ろうとしている。
・会社のために稲盛があるのではなく、稲盛のために会社を利用しているような感じ(意訳)。
・講演会に行けば、著書を無料贈呈。
 これは本屋の販売ランキングに連結している。「稲盛の本は売れる」と印象付ける。
 これも「稲盛ブランド」に一役買っている。
・講演会場には、必ず物販コーナーがあり、講演中に例に挙げた自社製品を
 即座に売りつけようとする。

私は稲盛氏の著書も講演も聞いたことがないのだけれど、
『女性自身』が再三にわたって太鼓もちをしていることは知っている。
(小沢さんのタニマチで、奥さんが韓国人ということは『文春』で読んだかな?)
『女性自身』では、日航再建特集で「経営の神様」とあおり文句をつけて、大絶賛。
 本の宣伝記事が2ページに渡り載せられていたので、思い当たる節はある。
本をもらえば、帰りの電車の中とかで読んでしまうだろうなあ。う~ん。

「『自分がすごい、偉い』というのが前面に出すぎて嫌なんですよ」
と話をまとめた彼が、今日の講演で引っかかった部分を、
次の機会に教えてもらう約束をした。

他に、
・「『どこに出しても恥ずかしくない』品が手に入りました、見て下さい」
 今日は、スリランカのノンヒートサファイア。非常に濃いこれぞ矢車草の色と、
 カラーチェンジが完璧なアレキサンドライト。両方ともプロポーションも完璧。
 私が持っているのはメレだけれど同じような色合いで、色変わりも同等なので、
 何故その石が手に入ったのか不思議がられるけれど、
 東京にいる時分に商店街の中にあった店主さんがマニアさんだったからとしか言いようがない。

・「以前いただいたデザインで、こんなのを作ってみました」
 デザイン画でフルオーダーした曲線が、他にないものだったので、
 気に入ってくださったようで、他の作品にも同じラインを使ってくださっているとか。
 描いた本人は、いくつも曲線を描いているうちに、心に響いたものを
 選んだわけでそこに理論はないのだが、自分が気に入ったものを他の人も
 綺麗だと気に入ってくれて、それが商品になって、
 他の方の胸元や手を飾っていると思うと、気分がいいものです。
 (このデザインを使ってもいいですか、というのがお世辞じゃなかったんだなーと 
 思わせられる)

・ペンダントチェーンを見繕ってもらったら、すごく高い。
 以前、彫金をやっている友達に御徒町で仕入れてもらってきたものと
 比べると、地金の価格の上昇以上に驚きの価格になっている。
 理由は、「機械編みじゃなくて、手で編んでいるから」。
 その分角が無く、皮膚炎が起こりにくいと評判なのだそうです。
 一理はある。
 チェーンは一本あると、使い回しができるので、夏場でも痒くなりにくいものが
 一つあると、付けていく機会が増えるようにも思う。

・先輩のおばあ様から譲り受けた品の話
 仕上げ加工をしたら、元の色がでてきてびっくり。
 大きなアクアマリンがあったので、私のアクアマリンさんたちとお迎えに上がったのだが、
 (加工依頼の時は、パールとルビーを着用してお出しした)
 集合させてみてびっくり。
 とてもいい色だ。カットがいいと、光を見事に取り入れているから分かる。
 目に見えるホコリだけでなく、膜様にゴミが付いていて本来の色ではない
 くすみになっていたと分かる。
 ルビーも非常にいい色で、あきらかにピンクサファイアの色目と違うと、
 比べるまでも無くわかる。
 真珠は磨くと傷が付いてしまうので、一部ノリに付いた汚れが残ってはいるが、
 その多くは接着面である裏面であり、光沢が濃厚に出るようになっていた。
 また地金も、クリーニングによって、本来の色がでてきた。
 金を青銅で割ったものは赤く、銅で割ったものは黄色になるそうで、
 ペンダントヘッドとチェーンの色の差がくっきりと出てきていた。

T「そんなにいいものじゃないといって、もらってしまえばよかったのに」
た「だめです。友情が壊れます」
T「僕もプロだから言えません」
という笑い話を、仕上げ加工依頼のときにしましたが、
いいものなのに、押し付けがましくない。
清楚で非常に品のいいベンダントで、(質の悪いものを豪華に見せかけるデザインが
 横行している)当世では見られないものです。
素材がいから、過度に飾らなくても、しっかり綺麗。すっきり綺麗。
まっさら、とは言いませんが、相当に綺麗な仕上がりになったので、
先輩にはどんどん使って欲しいと思いますし、
お嬢さんが年頃になったら使っていただいて、4代それ以上で受け継がれて欲しいと思います。

・ボトルフラワーの話
 素材がABCクラフトでも、奥さまの手にかかると特注品に見えてしまう不思議。
 今回、玄関に置かれていたのは、ガラス製の雛飾りを前景にした、桃の花アレンジ。
 「プリザーブドフラワー」とは違い、乾燥から手作業で行われて、染色しない
 ボトルフラワーはやはり繊細で、一つ一つの花の表情が豊かで私は好き。
 乾燥して薄くなった壊れそうな花びらには、水脈(葉脈みたいな花びらにもある筋)の部分が
 他より濃い色で浮かぶ。しべの部分も曲線も、水分を失い繊細になってしまい、
 このままでは一瞬で壊れてしまいそうな儚さを、密閉されて真空状態に近い、
 ガラスの中の自然にはない異世界の中だけで成立させている。
 限りなく自然である状態を残すために、
 自然と切り離され人工的加工を施されている不思議さも、
 ボトルフラワーの魅力だと思う。
 傍によることができても触れられないのは、ブラウン管の向こうの世界との関係に
 似た部分があるようにも感じる。
 サロンは高層ビルの上方階にあり、窓の外にあるビル街の直線が背景になり、
 青空に浮かぶ雲の曲線とボトルフラワーの曲線が、調和するようで、
 人工物と自然物の共存の姿が美しいと写真に収めた。
 永六輔のあつめた言葉集だったかに、
 「自然には直線がない、だから優しいんです」との内容があった覚えがある。
 結晶を構成する直線も、触ってみるとでこぼこしているから直線ではないのかもしれない。
 でも結構触れると指が切れそうなほど痛かったりするから、この言葉が
 全ての自然に当てはまることはないと思うが、
 曲線は有機的なイメージ、生命を感じる温かさを見るものに与えることは否定しない。
 宝石は、直線で加工されて、強い光を与えられる。
 その光は、赤色であっても、どこか寒々としていて、
 だからこそ、ぞくっとするほどに美しいのかもしれない。
 私はエメラルドカットや、オバールミクスドカット、ブリリアントカットが好きだ。
 カボッションの底面の平面も愛している。

それから、子どものころのご馳走の話。
子供のころのご馳走といえば、不二家のホットケーキ。
早くに妻を亡くした、彼の祖父がよく、心斎橋の不二家に連れて行ってくれた。
祖父の横には若い女性がいて、今考えると愛人で、
自分は外出するダシに使われていたのだけど、
子どもだからホットケーキに夢中で、楽しみで仕方なかった。
ナイフとフォークで食べるというのが、とてつもなくご馳走だった。
「不二家はバターがはじめから二つです!」(力説する50代男性)
「朝ごはんによく妻に作ってもらいます」
ちなみに、ご自身は「そんな甲斐性はありません」から、愛人は作れないそうです。

モロゾフのアーモンドが一粒のったクッキー(アルカディアだったかな)が、
おしゃれな感じがして好きだった。
(あのドーム型に盛り上がっている四角の缶を私も大事なもの入れにしていたので
 気持ちは分かる)
神戸といえば、コスモポリタンのチョコレートが、「おしゃれ」という印象で
好きだった。
甘いものはご馳走で、ヒロタのシュークリームには感動した。

スパゲッティといえば、断然ナポリタン。
大学生になった姉が、彼女の友達と『壁の穴』に行く、と連れて行ってくれたとき、
「何にする?」に「ナポリタン!」と即答して、
「恥ずかしい」と怒られた思い出がある。
ハイカラになってしまって、ナポリタンが食べられないので、
奥さまに作ってもらっている。
ハンバーグの横には必ずケチャップスパゲティを(奥さまに)つけてもらう。
デミグラスソースは受け付けない。
レストランでは、「すみません。ケチャップとソース下さい」と言う。
一番おいしいのはカゴメ。デルモンテやハインツは、彼の好みではないようだ。
マヨネーズはキューピー。
「カロリーハーフは邪道」で意見が一致した。
身体に悪いとされる贅沢なものは、少量のよいものを大事に楽しめばいいんだよ。
私はカゴメのケチャップは上げられた三社の中では甘くて、
ハインツはツンツンしていると思う。

麻生太郎さんの好物が、カステラと牛乳、ミートスパゲッティというのを、
松本純さんが、自民党本部だったか、ナポリタンがおいしいと
写真で紹介してくださっていたのを思い出した。
若いころのご馳走の記憶、味の記憶というのはすごいと思った。

私の場合は、番茶と和三盆になるのかな? 
泉屋の浮き輪マークの平たい四角の缶に入ったハードクッキーも好きだった。
カステラは緑かピンクのギンソウで、
シュークリームは家で作るもの。
ヒロタのシュークリームは高校生ぐらいになるまで知らなかったなあ。
(T氏とかなり年齢差があるのに、時代が古いのは、
 大正生まれの祖母に密着していたからと思われます)

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たまり(ょ)

Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

何となくの傾向インデックス
・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
・医療破壊に関しては涅槃の境地にいけたらイイナ♪
リンク先=『麻生太郎オフィシャルサイト』さんスキー♪

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