お決まりの日々?

モモの節句でございます。

ダブル・オーズ、ゴセイ映画(1)

観て来ました。

この劇場ではポスター直張り。
別の映画館で、上映開始前に、後ろに蛍光灯を入れたスタイルで
同じ絵柄のものがあり、カメラを向けたものの光が反射して、
絵として分かるように取れなかった。

前でキメポーズを取る男の子などがいて、楽しい。

映画ポスター。



以下、ネタバレもありなので、しばらく反転しておきます。

しかも内容は無いのに長いです。


この劇場は、前売り+300円が3D料金なのだが、別の劇場は+500円。
3D料金は、2000円。
当日料金は1800円。
前売りありの3Dだと、1600円。別の劇場では1800円。うーん、納得いかん。


<映画の前のお楽しみ>

3Dには、始まる前に、ゴセイジャー5人とダブル組4人によるショートコント付き。
女性陣の3Dめがねを奪って、3Dめがねを二つ重ねて「6D」と言うアラタと、
「興味深いね」と追従したフィリップは、それぞれの仕置き担当に殴られる。
(亜樹子は新スリッパ装着)

で、東映映画ですよーと言う前振り(?)のCGに、しっかり奥行きがあって、
一番精密に作られている3D映像はこれではなかったか、
と観終わった後に思わせてくれるのが、さらりとツボだった。


ゴセイジャー ~地球の神話は、宇宙の歴史~

一行まとめ:海老で鯛を釣る。

<三行あらすじ>
 二つの隕石と女の子が降ってきた。
 隕石は、世界を滅亡させる角笛で、復活敵に取られてしまう。
 レッドに助けられた女の子が力をくれたので、敵をやっつけられた。


<さっくり感想>
・滅ぼしたはずの敵が、なぜか一挙にでてくる、予算にやさしいリサイクル設定。
・ゴセイナイト様の出番は、あれだけかっ!
・本編が短いのに、戦闘シーンをテレビCMで流しすぎで、展開が読めてしまうのがもったいない。
・新ロボット(?)は宇宙人が、羽のお礼にと、恵んでくれました。

・ダブルとちがい、ゴセイジャー世界のテレビは、偏向グラスをかけなくても、3D仕様になっているらしい。
(ダブルでは、テレビ画像の部分は平面にし、わざとブラウン管のような縦線を入れていた)




ダブル ~母のない子と、子のない母と~

一行まとめ:愛が起こした奇跡の物語

・マリアの、「間違った」愛が、悲劇の発端だった。
・フィリップの愛が、マリアを動かした。
・翔太郎の愛が、フィリップを支えた
・おやっさんの愛が、翔太郎に片ハンドルのベルトと気づきを与えた。
・照井の愛が、翔太郎をサポートした。
・亜樹子の愛が、街の人を動かした。
・結果、街を愛する仮面ライダーの愛に、街が、人が応えてくれ、奇蹟が起きた。


<三行あらすじ>
 フィリップの頭脳目的の敵に、彼の母乞い感情を利用され、捕縛された。
 翔太郎(と照井)が救出に向かった。
 フィリップ自身も頑張り、救出された後、強力な敵に苦戦するが、風都の街と人々の力を借りて、勝利する。


<ねっちょり感想>
 はじめは無意識の/意図しての錯覚でも、そこに生まれた感情はホンモノだった。
 ホンモノの強さで、元・本物に打ち勝ってしまった。

 パートナーでも触れられたくないことがある、踏み込んでほしくないと、
フィリップに関わるのを拒絶された翔太郎が、おやっさんの幻影による助言があったにせよ、
彼の空虚に、弱いところに気づいた。
 翔太郎は、いつでもフィリップを全力肯定で支える。
 フィリップが、マリアが自分の母親だと思いこんで暴走し、
みんなに迷惑をかけたと謝った時も、
「お前は正しい」「マリアはお前が思った通りの人だ」と力強く肯定したのも嬉しかった。

 頭脳面だけを英才教育されたため、人としての感情が育っていなかったフィリップは、
「ひどい」と亜樹子に涙声で怒鳴りつけられたことがあった。
 シュラウド、そしてマリアの存在で、ひとたびフィリップに感情が芽生えれば、
彼はそれに子供のように振り回される。実際彼の感情は子供のように未発達で、
それゆえ一直線に純粋で、強い。
 彼の頭脳が欲しいと息子にねだられ、策にはめたマリア自体が、
フィリップの母を乞うる強い感情に飲み込まれてしまう。

 マリアは、寂しい人だった。
 最愛の息子を不慮の事故で失ったことを受け入れられず、死んだ息子に命を与えた。
 死人だった息子は、それまでの息子と同じではなかった。
彼女を己の破滅的願望を実現する道具として利用するが、そこに思慕はなかった。
 フィリップの母恋しの気持ちを利用するつもりで、母親っぽいことをしてみせると、
フィリップは全身でまっすぐに「母親」であるマリアに縋ってきた。
昔の息子そっくりの容貌で、しかも飢えていた分一途に激しく。

 エターナルの変身前の人は、この映画以前には知らない。
だから何の思うところもないことを断っておく。
嫌われ憎まれる悪役としていい仕事をされたと思う。

 さて、マリアが死んだ息子を、科学技術で蘇らせてみれば、
交通事故以前の天使の可愛さ、優しさがことごとく失われたどころか、
真逆にベクトルを向けて突っ走ってくれた。
 こんな筈ではなかったと後悔の気持ちもあっただろう。
それでも自分の子だし、居場所のない息子に責任も感じて、
あきらめの気持ちで息子に求めれるままに犯罪の片棒を担いでいたけれど、
そこに現れた、かつての息子そっくりの天使が、僕のお母さんではないですかと愛情をぶつけてきた。

 天使と比べると目の前の元・我が子は、はっきり悪魔だし、
やろうとしていることも人間の心があったらできないものだ(死体だったね)・
 仲間を手ゴマとしか思わず、代わりはなんぼでもマリアに作らせればいいと、
躊躇せず消す悪魔より、仲間が命を懸けて助けにくる天使の方がいいよな。

 フィリップも、母のように振る舞うマリアにだまされたが、
マリアもフィリップの魔少年っぷりにすっかりやられてしまっていた。
(テレビ本編でも愛されまくっているフィリップの様に、近頃は、
 孤島の鬼 (創元推理文庫) 著:江戸川乱歩の蓑浦氏がオーバーラップしてきました)

 自分の行いは間違っていた、と気づいたマリアが、元・息子に細胞分解酵素を打ち込めば、
元・息子は怒って、銃弾を彼女に何度も打ち込んだ。
 これで彼女の元・、息子への思いも断ち切れたことだろう。
 あれは、息子の死体からできたモンスターであって、息子ではない。
 すっかりあきらめのついた彼女は、天使であった息子そっくりのフィリップの腕の中で、
彼女の死を悲しむ涙とともに送られる。最後は愛の中で死ねた。

 最後まで見つからなかったため、エターナルサイドが10億の賞金で、
風都の人たちに探させた、奪われることの無かったメモリは、ジョーカーだった。
 メモリが人と惹かれあう。死体である自分の身体が冷たいのがコンプレックスだった
女性がヒートメモリを引き付けたように、翔太郎に引きつけられたジョーカーメモリは、
鳴海探偵事務所の屋根をぶち破って、雨漏りをもたらしていた。
 『AtoZ 運命のガイアメモリ』。
 最後のメモリは、最後の切り札は、運命のガイアメモリは、
鳴海探偵事務所に、翔太郎にあった。
二人の主役ライダーといえども、やはり、翔太郎がこの話(とシリーズ全体を通しての)の
ジョーカーで、キーパーソンで、どんでん返しの切り札になるという、
ジョーカーに引っ掛けた小洒落た展開は好きだ。
 映画の対象は子供でも、保護者である大人も
(大きいお友達はそれぞれにツボを見つけているけれど、そういうマニアックな人たちにも)
楽しめる映画にしたいという気概を感じられて、気持ちいい。
(お母さんにイケメンを、お父さんに若い娘さんのお色気シーンをという分かりやすいものじゃなくてね)
どうして、翔太郎とフィリップたちに破壊されたミュージアムのガイアメモリが、
まだ町にばら撒かれているんだ、などという、疑問が残ってもね。
(絵的にそのほうが面白いから演出としてはそうだな、と納得しながら
 了承できない自分もいるのがややこしい。でも、それ以上に面白さ、
 勢いがあるから、これからも子供向け作品は見ますよ~)

 街を愛したライダーが、街に愛され、街の人たちの応援をうけて、
復活するというストーリーが、ヒーローショーのようでいい。
 風都の街の人たちは、今までの約一年のエピソードで、
「おらが村の仮面ライダー」に助けられた人たちだから、
彼らの恩人である仮面ライダーに応援を、
そして、今一度街を救ってくれと願う姿も納得できる。とってつけた感が乏しい。
 その先陣を切るのが、亜樹子であることが嬉しい。
 亜樹子は街の風を感じて、街の人たちを代表する立場で、
いつもの「翔太郎君、フィリップ君」呼びじゃなくて、
「仮面ライダー」と言った。
 そこに、新しい仮面ライダーだと宣言した仮面ライダー・エターナルがいるのに、
風都にとって、自分たちにとっての「仮面ライダー」は、
仮面ライダー・ダブルしかいないのは明白であると、「仮面ライダー」とだけ言った。
 前作のディケイドが「通りすがりの仮面ライダー」と異邦人だったのにたいして、
ダブルは土着の風都を守る仮面ライダーであると示しているのも面白い。

 街の人たちの仮面ライダーへの思いが、
街自体の思いと合わさって強くなった風都の風が、
落下するエクストリームを支えるように噴き上げ、包み、
エクストリームのプリズム部を金色に変え、蜻蛉のような薄い6枚羽を与えた。

 6枚羽で思い出すのが、You’re my only shinin’ star―君はぼくの輝ける星 (講談社漫画文庫) 著:高河ゆんの、月星人(セレナイト)の姿。『You’re my only shinin’star』は愛がないと死んでしまう月星人の話で、
そしてこの話でも、「地球の記憶」が出てきたのだった。

 6枚羽のエクストリームは、彼らの愛に、
自分たちの街への、そこに住む彼らに関わった人々への愛を加えた力で空を飛び、
強敵エターナルを倒した。
 金色のエクストリームに生えた蜻蛉のもののように透けた羽は役目を終えると、
首のマフラー部に収納され、陽炎のように消えてしまった。

 フィリップを奪われ、苦悩している翔太郎の前に、
片ハンドル変身ベルトが、亡きおやっさんがくれたように現れたのが、
フィリップを何としても助けなければとという翔太郎の愛ゆえなら、この奇蹟も愛ゆえ。

 ダブルの「最後の戦い」は終わった。
 映画の冒頭で、亜樹子を花火デートに誘った照井が、
フィリップ救出に向かう前に「夜までには終わらせる(約束は守るよ)」
と亜樹子の頭をくしゃっとやり、亜樹子が「二人とも死なないで」と送り出した。
 約束は無事守られ、花火デート。

 カップル永遠ジンクスに必要な風都タワーは壊れてしまったと、
がっくりしている浴衣姿の亜樹子は、振り向いて、映画視聴者(カメラ)に向かって
「(私の恋を)応援してね」と言う。
 応援しますとも。
 でも、ひょっとしなくても、照井の亜樹子への気持ちは、
失った妹への気持ちを投影しているような・・・・・・? 
映画中で二回やった、前髪ごと軽くくしゃっと手のひらでつかむ仕草は、
20超えた女性にはしない、よね?
 亜樹ちゃんの幸せを見守る会会員としては、
竜くんvと結ばれたいという彼女の望みが成就することを願うばかり。
 はじめは錯覚でも、投影でも、そこに生まれた心の物語はホンモノになると、
フィリップくんとマリアが示してくれたもの。

 花火大会に照井が誘ったのは亜樹子だけ、と思いきや、
花火大会には、ちゃっかり主役カップル(もうお前等カップルでええわ)もいて、
じゃれあっていた。
しかも、亜樹子・照井組が主演カップルの間に乱入する形で、混ざっていた。
あーあーあー。(亜樹ちゃん、頑張れl)

 そこに3Dの字幕が凶悪に乱入してくる。
・浮き上がっている分、読みにくい
・フィリップ君にかぶさる。浮き上がっている分、超・邪魔!

 エンディングクレジットの分、上映時間を長くとってくれるとうれしいなあ。
せめて、黒バックで独立二画面構成にして欲しい。
 見づらくてたまらん。


つづく。

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たまり(ょ)

Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

何となくの傾向インデックス
・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
・医療破壊に関しては涅槃の境地にいけたらイイナ♪
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