お決まりの日々?

モモの節句でございます。

鈍感力

 愚痴日記

 私が思慮の浅い人間であることはまったくもって正しく、疑うところはない。彼らに尊敬できるところをあまり見つけられないのは、私自身に負けず嫌いと傲慢の心持ちと、能力不足によるところである。また私が気になる点が、彼らのそれと違うのは、感性の違いである。
 そうであるとわかったつもりでいても、引っかかるところはある。

 弟夫婦の最近恵まれた第一子は、Uという。愛称はUちゃん。
 従兄弟のU一郎(仮名)さんは、心根優しく、頭脳明晰、欠点と言えば、年の割には老けて見える頭髪の寂しさぐらい。私と干支一回り違うのが信じられぬほど、落ちついた優秀な人物である。
 彼らの両親のうち、私と血縁関係にある側と、その兄弟である父を比較して、なるほど人間としては父の方がまっとうではなかろうかと、子の贔屓目と遺伝という自己保身も手伝い思う私は、親がアレだと子供は偉くなる者だと、己のいたらなさを棚に上げたこともある。
 そのあたりの心の動きによる主観装飾はさておき、U一郎さんは非凡な好青年である。

 Uちゃんと幼少の時に呼ばれていたU一郎さんの親と実家は、ここ数年険悪である。
 そんな折にできた子供の名が。Uちゃんである。

 私は不思議な思いがした。まさか気づいていないのか? 
 会話の中で、彼らの話は聞きたくないと拒絶する親族と、同じ呼び方の子供であることに、不快な思いはわかないのだろうか。これこそが鈍感力か。
 弟の連れ合いは、夫実家ではお客様を決め込んでいるので、寝たい時間になれば、彼らに与えられた部屋に引き上げるし、食事の手伝いもしない。ましてや後かたづけなど考えの外にあるようだ。
 そのことについて母は、弟に「そろそろウチの人なんだから、お客様はやめてほしいわ」苦言を呈したが、弟でブロックされ届かなかったと見える。

 「初めての子供だから、何でもしてやりたい」と、夢を見、
「親が楽しいと思うことをするのがいい。その間は虐待はおこらない」「親が楽しんでないことが子供に伝わるから、子供も楽しくない」と両親と弟が互いの確信をぶつけ合い、意気投合しているようなのも、私に疎外感を抱かせる。

 子供は、親の機嫌を損ねないように、「親が楽しんでいること」を「自分が望んでいること」と塗り変えて自分の心に嘘をつく。鈍い親はそれに気づかない。
 心はごまかせても、体はごまかしきれない。貯まったときに積もったときに決壊を起こす。彼らの血を継いで鈍感な私でも、それを嫌なほどに経験している。

 「子供がなにを求めてるのか」「子供がなにを楽しいと思っているのか」。
 親が経験と知識と記憶と感性を総動員して、子供の反応から感じ取ろうとするのが、とくに泣くことでしか不快を表現できない時代には大事ではないのか。

 ベビー用品を新しいものでそろえるのが親の愛だとは、私には思えない。それは形で見える、という分かりやすい「自分たちが子供を愛している」という「証拠」、自己満足にしかすぎない、と思う。自己満足は価値があるものだが、そこで終わってしまうのはどうか。

 今は、大きくなった私は、職を与えられたこともあり、彼らと絶縁しても、生きていくことはできるだろう。
 だけど、「おまえが頼りだ」とすがるふりをし、「死ぬ死ぬ」という「弱さ」を振りかざしす人たちを、若さという「強さ」をもっていると妬まれている側が、無碍に切ってしまうと自分に後悔が残ると(自分の気持ちの上で)割り切れない。
 あきらめの心境の私は、今回も体調の悪さと戦い、先方が何度も引き留めるのを「約束があるから」と、予定時刻一時間半超で振り切って帰宅した。
 自宅にたどり着く30分前から歩行困難になり、帰宅してほっとしたところで一気に崩れた。言えない気持ちを飲み込み、凍りついていた胃腸は一気に不満を吐きだした。

 今回、文庫本が意外な効力を発した。手持ち無沙汰の時に読もうと、読みたいと思った文庫本を二冊持っていった。
 新井素子さんが、星新一さんの単行本のあとがきに載せたものに、彼女が子供時代、早朝に起こった虫歯疼痛が、星新一さんのショートショートを読み進め没頭しているうちに(鎮静剤が効いてきたことも手伝って)忘れてしまった、というエピソードが紹介されていた。それを思い出して、実家へのショートトリップには、文庫本を持っていったのだが、ラッシュ時であってもつり革片手に片手で読める手軽さに、やはり紙書籍は、文庫本は優れた文化だと思った。
 弟は、ipadがあるから書籍は消えるというが、通勤電車で片手で読める、風呂の中でもキッチンでも読める手軽さは、今のところないんじゃないかな?

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

*Trackback

トラックバックURL
http://okimari.blog26.fc2.com/tb.php/3215-8408d454

Menu

プロフィール

たまり(ょ)

Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

何となくの傾向インデックス
・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
・医療破壊に関しては涅槃の境地にいけたらイイナ♪
リンク先=『麻生太郎オフィシャルサイト』さんスキー♪

チベットを知るために-人権問題(ダライラマ法王日本代表部事務所)

最近の記事

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

カウンター

QLOOKアクセス解析

ブログ内検索

月別アーカイブ

なかのひと。