お決まりの日々?

モモの節句でございます。

出せない(自制?/他からの圧力?)才能

 記事つながりで、別の意味でこりゃすごいと思わせられたと、追記にしようと思っていたけれど
長くなったので、独立させました。


『国を憂い、われとわが身を甘やかすの記』様(阿比留瑠比さま)
「朝からティッシュを配る閣僚たちと産経研修生の目」

 本メディアには出てこなかったのが、残念ですが、こんな面白いレポートが読めたのは、
ブログで取り上げてくださったから。阿比留様ありがとう。

石井映四郎記者による、
「東京・丸ノ内オアゾ前で行われた自殺予防週間の街頭キャンペーンに参加した菅直人首相や閣僚らの様子」のルポを、阿比留様のブログから、一部解説を含めて引用します。

 午前7時33分 一番乗りで荒井聡国家戦略担当相が登場。蛍光オレンジのキャンペーンジャンパーを着て、ますますぱっとしない。秘書からの「まだ早いです」という忠告も聞かず、「いいじゃないか」といってティッシュを配り出す。笑顔でティッシュを差し出すが、もらってもらえない。やっと3人目でもらってくれたが大臣だとは全く気づいてない様子。挙げ句の果てには、くわえタバコのおっさんも素通りする始末。(大臣なんだからくわえタバコを注意する勇気も欲しかった)

 午前7時38分 荒井大臣の顔から完全に笑顔がなくなった。ティッシュ配りの成功率は2割弱といったところ。

 午前7時40分 長妻昭厚生労働相到着。もちろん、蛍光オレンジのジャンパー。荒井大臣に笑顔が戻る。長妻大臣も笑顔でティッシュ配り。しかし、大臣と気づく人もなく、6人目でやっともらってもらえた。すでに笑顔が曇っている。

 午前7時43分 福山哲郎官房副長官到着。蛍光オレンジのジャンパーを着るも「お前ら(長妻、荒井)とは違うぞ」というような空気が漂う。長妻大臣は仲間が増えてよほどうれしかったのか、満面の笑みで福山副長官と堅い握手。そのころ荒井大臣は福山副長官には目もくれず、ティッシュを配る。やや上気気味のおでこに乱れた前髪がたれるが、気にするそぶりはない。

 午前7時44分 中井洽国家公安委員長到着。蛍光オレンジのジャンパーが妙に似合って、ちょっとしたテキ屋のよう。「アホくさ」と言わんばかりに仁王立ちで動かない。各大臣が手さげ鞄にティッシュを入れて配っているのに、中井大臣は秘書に鞄を持たせ、自らは6、7個のティッシュをわしづかみにして配っている。笑顔もなくティッシュを差し出すが、1人目からヒット。次々とヒットを連発。よく見れば、中井大臣は自らのいかつい顔を通行人の前に出し、「ティッシュをとらないと通さねえ」と言わんばかりに迫る。大臣クラスの中では抜群のヒット力を見せつけた。

 午前7時47分 総理到着。菅直人首相の登場に、メディアのカメラは一斉に移動。荒井大臣を初め各大臣を照らすライトはなくなった。ティッシュ配りに天性の才能を示し、夢中になってきた中井大臣と、一心不乱でティッシュを配る荒井大臣の横を通り過ぎ、菅首相が福山副長官、長妻大臣の方へ。当然カメラも彼等の方へ。

テレビに映っている福山副長官、長妻大臣をうらやましそうに一瞥しながらも、荒井大臣はティッシュ配りの手をゆるめない。菅首相はお世辞にもかっこいいと言えない蛍光オレンジのジャンパーを着る気配はない。「そんなダサイの着れるか」と言わんばかりに胸にバッジを付けて済ませる。ティッシュすら配らない。
 (※菅首相は「今日は自殺のキャンペーンということで、それぞれの閣僚が、ボランティアの皆さんと一緒に紙を配っていただいているので、私も朝に時間ちょっと激励にやってきました。やはり自殺の予防というのは国民的にみんなが、こう助け合おうという、そういう動きが広がることが一番重要だと思っております。こういうキャンペーンも大変な力になると思います」などとあいさつ)

 午前7時54分 菅首相が帰る。荒井大臣も菅首相がいなくなったのを確認して蛍光オレンジのジャンパーを脱ぐ。「疲れた」と言いたげに自らティッシュを配った左手をさする。気づけば福山副長官はもういない。荒井大臣も帰る。

そのころ、中井大臣は天職を見つけたがごとく、ティッシュを配りまくる。目的は自殺防止ではなく、明らかにティッシュ配りになっている。自らの才能に酔っているのか笑顔すら見えてきた。

 午前8時00分 菅直人首相もいなくなり、マスコミもほとんどいない中、中井大臣はヒートアップしていた。通行人が減ると、マスコミにまで「お願いします」といってティッシュを配る。冷たいと評判のマスコミに対してでも中井大臣のヒット率は6割以上を出した。…半ば暴走に近いほどヒートアップした中井大臣が帰った。と言うよりは退場に近いかもしれない。

 午前8時05分 明らかに帰りそびれていた長妻大臣も帰った。

 午前8時25分 首相官邸で開催された経済関係閣僚委員会。菅首相、福山副長官などティッシュ配りに参加した人たちがいる中、荒井大臣も乱れた髪をセットし直し、オフィシャルモード。しかし、胸には自殺予防キャンペーンのバッジが。そのバッジはあまりに大きく、前原誠司国土交通相などが付けているピンズとは違い、少しもおしゃれではない。だから菅首相も福山副長官も付けていない。ただ、荒井大臣は愚直に誰も気づいてくれないバッジを胸に、誇らしそうに座っていた。荒井聡64歳、双子座、今日の運勢ランキングは7位。

 …いかがでしたでしょうか。まるで状況が目に浮かぶようです。石井記者は、本業をやめて我が社に来てもらいたいぐらいの観察力、洞察力、表現力を発揮してくれました。〆も見事です。ありがとうございました。


 さて、このニヤニヤ爆笑レポート、政治部首相官邸キャップである阿比留瑠比さんに、
「鋭い観察眼に基づき菅内閣の現在を浮かび上がらせたその感性と伸びやかな筆致に魅せられた」
と書かせる内容のレポートがどうなったかというと・・・・・・。

 自殺予防週間×オアゾ の結果
【菅日誌】10日 2010.9.11 03:17 のみ。
 うち、該当するのは

【午前】7時36分、公邸発。46分、東京・丸の内の丸の内オアゾ前着。自殺予防週間の街頭キャンペーンを激励。54分、同所発。8時4分、官邸着、執務室。17分から27分、南会議室で経済関係閣僚委員会。

ああ、あんなすばらしいレポートの成果はどこへ?

 一番乗りした主役っぽい人との検索=自殺予防週間×荒井 ではヒットせず。
 帰りそびれた人での検索=自殺予防週間×長妻 でもヒットせず。
 (自殺予防週間×菅では、菅日誌 のみヒットする)

 同じキーワードでググるとNHKの報道のほうが、場の空気は伝わらなくても、何があったかだけでもわかる。

首相 自殺予防で成果あげたい9月10日 18時44分 (NHK)

菅総理大臣は、10日朝、自殺予防週間に合わせた街頭キャンペーンを視察したあと、記者団に対し「自殺予防の面でもしっかり取り組んで成果をあげていきたい」と述べ、自殺対策に全力をあげる考えを強調しました。

政府は、年間の自殺者の数が、12年連続で3万人を超えていることから、10日から始まったことしの「自殺予防週間」に合わせて全国で集中的に対策を講じることにしています。初日の10日、菅総理大臣は、JR東京駅前で行われた街頭キャンペーンを視察し、悩みがある場合には医師などに相談するよう呼びかけるメッセージが入ったポケットティッシュを配る自殺対策を担当する荒井国家戦略担当大臣や長妻厚生労働大臣らを激励しました。このあと菅総理大臣は記者団に対し「自殺の予防には、国民的にみんなが助け合おうという動きが広がることが重要だ。みんなに居場所や出番があり、人間のきずながつながっていると感じられるようわたしの政権として自殺予防の面でもしっかり取り組んで成果をあげていきたい」と述べました。



 今回のレポートが、あまりにも面白かったので、お名前でググって見た。文章モノは、産経新聞に書かれたものしか見つけらなかった。MSN産経から記者名で検索を掛けて→ こちら 読んでみたが、他の記事は、ティッシュ配り記事のような「いちびり」は、あまり感じられない。他の人でも書いてくれそうな文体だ。
 情景がうかぶのは、私でも知っている人たちのことだからかと思ったが、浅田真央さんの記事は、まあ、普通だ(悪いといっているのではない)。それでも記事に添えられた、石井記者撮影の写真は、ファンとしてくすりと笑ってしまう味があるので、その場にいなかった人に状況を切り取って「見せる」才能がある方なのだと思う。
 週刊誌じゃないんだから、何でもかんでも面白そうに書くのがいいとは思わない。が、たまには、ティッシュ配りの記事のような、くすっどころか、爆笑してしまうような記事も読んでみたい。

 ルポは輝いていても、MSN産経記事になると面白みが少なくなってしまう、キラキラしていないのは、上層部がカットしていたからか、署名記事ゆえ、個性を抑えた結果なのかも?
 よい感性が、描写力があるとキャップが認めても、消されたり、押さえてしまわれていては仕方がない。
 個性を伸ばす、とか尊重する、とかいっても、出る杭は打たれるのか、はみ出すことは許されないのか、
徒競走も手をつないで順位をつけない(くせに、お受験などの区別はヘーキ)な現状を、感じてしまいました。

 石井記者は産経新聞記者ではなく、「研修生」。

産経新聞はここ十数年、複数の企業・官庁から「研修生」を受け入れ、1年間、産経の記者として仕事をしてもらっています。

 今年4月7日の浅田真央さんの記事が、MSN産経で最初の記事のようだ。
 レポートしても誌面にはほとんど反映されず、政治部首相官邸キャップさんのブログに、今後も取り上げられるかもしれない、のが一年間。来年の三月まで限定だ。

 石井映四郎さんには、ぜひ、個人発信をしていただきたいと、強く願った次第です。
 もうされているのかしら? 見つけられたらイイナ♪

*Comment

Comment_form

管理者のみ表示。 | 非公開コメント投稿可能です。

*Trackback

トラックバックURL
http://okimari.blog26.fc2.com/tb.php/3256-d251c2fb

Menu

プロフィール

たまり(ょ)

Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

何となくの傾向インデックス
・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
・医療破壊に関しては涅槃の境地にいけたらイイナ♪
リンク先=『麻生太郎オフィシャルサイト』さんスキー♪

チベットを知るために-人権問題(ダライラマ法王日本代表部事務所)

最近の記事

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

カウンター

QLOOKアクセス解析

ブログ内検索

月別アーカイブ

なかのひと。