お決まりの日々?

モモの節句でございます。

秋ドラマ

 自分が体験した年代だったら、いくつになろうと演じられる、と言われた女優さんはどなただったか。年を重ねていても、初恋の戸惑いの少女の心を演じられるというようなことをおっしゃっていたように思う。

 体験していないことを、表現する。それは素晴らしい能力によるもの。
 宝塚の男役さんはそれぞれの理想形を型として作り、その中に「人間性」を入れて、非リアル世界での実在感を重心を与える。
 SFなど非現実な世界という状況で、そこで十何年居た、もしくは何十年暮らしてきたという、色を感じさせる声優さんは素晴らしいと思う。
 特殊な能力の芽を持っていたとはいえ、現実世界でふつうに過ごしていた人物が、異世界に飛び込んだ、その違和感と、元来持っていた素質により、ここでもない、そこでもない何か、に変化していくさまを、「出せる」役者さんはすごいと思う。作り手側で、人類も亜人類も皆兄弟、同じというなれ合いを求められている場合は別だが、外国に長く住んでいる日本人、のような、なじんでいるけれど、どこか違う、という部分がでるのが、自然だと思う。

 16歳と38歳。しかも38歳が、16歳の他人のまねをするが、どうしても地が出てしまう、それが周囲の人の眉をひそめさせるという演技。
 演じ手が、二つの役の年代を通り過ぎた、もしくは上の年齢に近い人であって、かつ、演技は声優としてに限り、見た目の説得力を、アニメーションなどの力を借りて作っていたなら納得する。
 実写なのに、どうしてこんなにリアルなんだ。二の腕の振り袖がないとはしゃぐシーンがまるでおばちゃんで、同年代の役者さんとの学園生活シーンでの異物感。
 彼女の体の小ささが、記号的に他の登場人物との差違を出すのに繋がっているのか、彼女はたしかに異なる存在として、場に居る。
 夫とのシーンも、年の差夫婦じゃなくて、同年代に「見えて」しまう。日常シーンで、私たちが経験し得ない設定を、納得させてしまう。

 私は彼女を、フィリップ君目当てで、途中から見た「ハンマーセッション」で知った。曲がったことが大嫌いの熱血漢、江戸っ子気質、小さな体で誰よりもエネルギッシュに走り回る女子高校生は、クラスの中で浮いた存在であるけれど、うるさくて嫌だという存在ではなかった。変わっているけど、いい奴、信じられる、という周囲の様子が、ブラウン管の向こうにいる私にも伝わってきた。

 ベテラン声優さんがアテているならわかるんだよ。実写なのに、なんでこんあにリアルなんだ。関係や状況(ネタ)を知っているのを差し引いても説得力がある。すごいな、志田未来の中の人!


 秋始まりのドラマで見る予定と録画しているものは、「Q10」と「フリーター家を買う」。それと「000」。

「Q10」はとにかくカワイイ話だと思う。キュートと名づけられた、加工音声の女子型ロボットも可愛いけれど、それ以上に主人公の心の動きがカワイイ。

 「000」は二話まで見た。♯02の冒頭に「前回の3つの出来事」と箇条書きのまとめが入り、敵の説明が、アイスキャンデーの喩えで、実体例示を挟んで繰り返されたのが、親切だと思った。欲望こそが最大のパワーであり、それはメダルで表される。力の源であるメダルを集めれば、パワーは無限大を超えて(とゼロを付け足す)オーズ(o(000)になる、それが欲しいから敵型はメダルを集め、ライダーを利用するアンクも復活の為にメダルを欲してる、メダルの取り合いが合戦なんだぜと分かりやすい。(牛乳瓶の蓋を集めたことを思い出して、不思議なノスタルジー。親世代も狙ったな!)
 主人公はいい子だし、彼を利用しようとするアンクも憎めない。ずるいアンクを信じて「約束」する、心の強い主人公。靖子にゃんは上手い作家だと思う。
 そして、初変身の初々しさ。
 変な歌とともに変わってしまった異形に、戸惑い、体をペタペタ触って確かめる子供っぽい仕草が、大変にお可愛らしい。その後挟まるCMで見せる、手だれた武者ぶりとの差にドキドキさせられる。少し先の未来にこうなるのねと成長を見守りたい欲を刺激される。
 オーズに変身したことで、自分にはない力が湧き、溜まってくる力に驚きながら、それを発散させるかのようにウキウキと跳ねている姿も愛らしい。中の人が40overのおっさんとは信じ難い、いえ、おっさまだからなのね。
 ♯02で、自販機でジュースを買うライダー。ちょこちょこ動いていちいちかわいい。エネルギーを発散させている姿は戦隊のようだ。
 そして、まさかの逆さ吊り。

 ・・・・・・2010年9月始まりのライダーは、いろいろな意味で危険です。

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Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

何となくの傾向インデックス
・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
・医療破壊に関しては涅槃の境地にいけたらイイナ♪
リンク先=『麻生太郎オフィシャルサイト』さんスキー♪

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