お決まりの日々?

モモの節句でございます。

月DC『STUDIO54』の追記

 前回観に行った『STUDIO54』の感想が、分かりにくいと指摘を受けました。
 あああ。
 あらすじをシンプルにしすぎましたね。

先輩「変な人ばかりのお芝居で、主人公が唯一まともな人と聞いたけれど?」
私「主人公は、今はやりの、タイガーマスクみたいな人です」

 孤児院で育った主人公は、その恩を忘れず、孤児院に金銭的援助をしている。
 彼には、小説家になるという夢があり、そのために大学にも行ったのだが、
孤児院に援助をするという目的のために、自分の夢を押し殺して、
ゴシップ記事を書いては金を得ている。
孤児院に緊急を手術を受けなくてはいけない、彼に非常に懐いている子供がいて、
手術費用が即刻必要になった。
 トップシンガーと新進女優との交際をすっぱ抜き、大金を得ようと、
彼らに近づいたところ、女優の見事なブロンドに、彼の心の奥底に、大切にしまっていた
初恋の少女との思い出が噴出した。
 同じ孤児院で育った、女優になりたいという夢を持つ、
彼の小説の大ファンであった少女。
 孤児院からブローカーに(?)引き取られることになった、彼女に、
彼は、彼女をモデルにした、彼女が一番好きな小説『My Little Lover』の原稿を捧げた。
 「必ず君を見つけ出すよ」という約束とともに。

 主人公は、トップシンガーと新進女優のスキャンダルを、ついにものにした。
 決定的な写真を撮った彼を、トップシンガー側が追い回す。
 その彼を、女優が助けた。トップシンガーに彼女が殴られたときに、かばわれた恩を返したと言った。
 
 新進女優は、やはり孤児院仲間の少女だった。
 時の流れは残酷だ。少女は水商売を経て、トップシンガーZ-BOYの恋人になることで、
新進女優の地位を勝ち得たのだ。
 さらに、彼女の初主演作に、Z-BOYが曲を提供する、ということで出してきたのが、
彼女の作品だと但し書きがついた『MY LITTLE LOVER』。

 主人公は彼女を責めなかった。それでもずっと守り続けた。
 身を呈して彼女をかばう彼の誠実さに、彼女の方が、嘘をつくのが耐えられなくなった。
 そして彼女は女優をやめた。
(彼女のパトロンであったZ-BOYは後述の理由で、オーナーとともに破滅した)

 また、ゴシップ記事しか書けない、と自分を卑下していた主人公にも救いがあった。
 彼が非常に目を書けていた、孤児院の少年は手術を受け、回復していたが、
その回復を支えていたのが、彼が書いた宇宙人記事だった。
 それに、彼の方は最後まで真実を知らなかったけれど、
病院で有名なジャーナリストである父と、握手を交わすシーンもあった。
 彼の父は子連れで取材にはいけないと、孤児院に息子を託し、その後も全世界を股にかけて
活躍したが、癌で余命わずかと知って、故郷に戻ってきたのだった。

 主人公と女優は、もう一度、あの日の夢を取り戻すために、それぞれの道をやり直すことにした。
 まずは勉強だと、次も必ず会える、探し出すと、互いに確信の心で、二度目の別れをする。


 『STUDIO54』は、物語のメイン舞台。有名人が、こっそりと楽しむ高級秘密クラブ。
 酒も女も麻薬もなんでもあり。
 オーナーが、少年時代のZ-BOYに一目ぼれして、精魂かけて一流スターに育て上げ、
彼のためにお金を、店をすべてをあげたいと、巨額の脱税していた。
 Z-BOYがクラブの従業員であった時代に、黒人の歌姫と恋仲であったが、
有名になってあっさり捨てた上、彼女を何かとバカにするので、
同じ店に勤める兄が腹に黒い怒りを貯めているとか、
彼女に惚れている若いボーイは、Z-BOYのビックストーリーに心酔していて、
利用されるとか、オーナーのZ-BOYへの思いが常軌を逸しているとか、
人の表に出せない感情が渦巻く店である。

 対して、ゴシップ誌『HOT WEEK』編集部は、
パワフルな変人編集長と、陽気なヘタレ編集人3人、
メインライターの主人公、明るい臆病もののカメラマンで、
チープ感にあふれてはいるものの、いつもワイワイガヤガヤにぎやかで楽しい空間。

 場面切り替えも鮮やかで、私は大変楽しめたお芝居でした。

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Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

何となくの傾向インデックス
・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
・医療破壊に関しては涅槃の境地にいけたらイイナ♪
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