お決まりの日々?

モモの節句でございます。

1998年月『黒い瞳』(初演)

「オリジナル」の話をした後で、オリジナル?の事を書く不思議。

再演は「再演」。
模倣やコピーではなく、新しいものと、初演の月組大劇場公演の映像を観て感じた。

ストーリーが同じ作品を、すぐに見返して、退屈に思わないのは「作品」と出演者の力なのだろうなあ。
1998年月組の『黒い瞳』と2011年雪組の『黒い瞳』は、舞台に登場する出演者の多さだけでなく、
似ているけれど違うものに、しっかりと別物に仕上っていた。

キャリアの差と得手不得手があることは感じざるを得なかったけれど、
初演よりも力量で劣っても、例えば若さゆえの頼りなさで加味されているように感じる一途さとか、
計算があるかまでは分からないけれど、人物として成立するだけのものがあった。
再演のマーシャはニコライがいなくなれば、夫を処刑で失った彼女の養母が自殺した、
ように行動によって命を断つのではなく、そのまま消滅してしまいそうな弱さがある故、
あの立派なエカテリーナ二世へ直訴する時の震えが、より強く感じられる。

トリオの人たちのその後を見ているからかもしれないが、小さなモニターでもどなたなのか分かるのは
すごいと思った。
それぞれがトップ娘役を担いで回る振付(ニコライを救いたいとマーシャが向かう途中に、
 雪あらしに象徴される困難に振り回されるシーン)があったが、
当時研5の霧矢さんが軽やかにくるくるしているのに感激した。娘役さんの力もあると思うが。
丁寧に踊られているのが分かるし、彼女の肩のしなりは美しいと、冒頭から釘づけになった。
こういう時に手元のリモコンで巻き戻せる映像メディアはありがたい。

舞台では一点集中してしまった私の視界の外で、逃してしまったものがあるし、
インプットされる情報が多いからか、強烈なものに記憶がごっちゃになってしまったらしく、
先日書いた、雪組全国ツアー公演の感想に結構間違いがあった。
こんなにいい役だったのか、という見逃した発見もあった。

三組の愛情深い恋人たちの描写は、初演の方がバランスがとれていたかな?
再演の人も良かったけど、押しは強いけど優しいし、実は弱いところもあって可愛いんだ、
とメロメロにさせる娘像に、西條三恵さんが嵌っていたという主観。

こってり味の初演も、さっぱり気味だけど味は染みている再演も、
両方ともおでんは、美味しいです。

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Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

何となくの傾向インデックス
・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
・医療破壊に関しては涅槃の境地にいけたらイイナ♪
リンク先=『麻生太郎オフィシャルサイト』さんスキー♪

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