お決まりの日々?

モモの節句でございます。

宙『クラシコ・イタリアーノ』/『NICE GUY!!』

個人的なこと。

(前置き)宙組公演を楽しみに見に来ていても、
別組の特定のジェンヌさんの話をしているのが私の通常状態です。
いつもキレることなくニコニコと付き合ってくださる先輩は、
本当にえらい、できた人だと思います。


ケロさんのお誕生日に、ゆうひ君の舞台を見に宝塚大劇場に行ったら、
霧矢さんが見に来られていた。
タニちゃんがいたら、シューマッハだね、とにやけていて、
あれ、ケロさん(実物)いないやん。心の中の人をカウントするな、
お誕生日だからいいかな(良くないよ)と一人気持ち悪い人になっていました。

今日のお席がまたとても良い場所で、センターとサブセンターの通路側近く。
私の都合で、開演5分前に滑り込み、座席についてホッとして、
今後の観劇予定を先輩と、きりちゃんきりちゃん言いながらくっちゃべっていると、
ふつーじゃない4人組が一人置いて向こうを通っていかれました。

ひゃー霧矢さんだーー。

今日もご一緒させていただいた、タカラジェンヌ・センサーを内蔵された先輩より先に、
ジェンヌさんに気づくなんて、初めてです。
祝、ジェンヌ・センサー開発?(特定の人だけに対してだったら恥ずかしい)

芝居もショーも良いもので、
あのチョー話題作『仮面の男』に気の毒になるぐらいのがっかりぶりを表された先輩は、
久しぶりに宝塚歌劇を見た、と喜ばれていたのだけれど、
『仮面の男』を夢華サンたち96期マターでスキップした私の脳内では、
10月16日まで脳内で『アルジェの男』が絶賛上演だった上、
まさかのジュリアン様ご一行のご登場で、大変なことになっていました。

眼は二つあるけれど、同時に違うものは見られないんだよう!
神様のイジワル!(もう無茶苦茶やナ)

本当に宝塚歌劇がお好きなんだなあ。
真剣に、端から端まで見ようとされる気持ちか、頭ごと動いている。
舞台の下手側を見ておられるときの横顔のラインもきれいなり~。
丸いでこも、耳の後ろもかわういよう、
とただの変態状態から、
今日の目的は、舞台だから、ウォッチングじゃないから!と舞台に気持ちを向けなきゃと、
スイッチを入れ替えるもやはり気になると理解されがたい感情に振り回されておりました。

『クラシコ・イタリアーノ』のヒロイン、ニーナは相当に痛い子だけれど、
それ以上に自分が痛い。しかもニーナと違って容姿が残念で痛さ三倍増。

ショーのときは、スチャっと赤いセルメガネ(?)を装着されて、見る気満々。
大いに受けておられて、楽しまれている様子に、
ほわわ~~んと温かくなる幸せ効果まで加わり、にやっけぱなしでした。

ただの気持ち悪い人以外の何者でもない。
他人様のことを、変態と悪い意味で表現するのは、目くそ…なので失礼だ、
やめようと、固く心に誓いました。



芝居のこと。

偶然が人と人とを結びつけ、
それぞれ忘れていた大切な人とのかかわりから得た大切なものを思い出さされ、
そのぬくもりに、今大切に思う人に、自分ができる最大の事をことをしてあげたくなる話。

さらに、主演をはじめとする主要男キャストには、美形をそろえ、
ポーズ決めまくりの大サービス、

なんだけど……。

植田景子先生の趣味爆発!
『シニョール・ドン・ファン』で景子先生を投影したと思われる女優役の、
マネージャー役にゆうひさんを当てて、
理想の容姿の男性(役)に、パーフェクトな性格を与えて、一途に尽くさせる。
オイしすぎの女優は景子先生の投影だよね、わかりやすすぎると客席で沈みそうになった方ですから、
ののすみとゆーひさんの恋愛話には意地でもしないだろう、と確信に近い予測はありました。

まさかの、ののすみ外し。
どこまで邪魔者扱い? 私情入れすぎや……。

ののすみさん演じるニーナの境遇の哀れさと彼女自身のみすぼらしさに、
いまや押しも押される大成功者となったサルバトーレが、
戦災孤児(トップさんになると孤児ばっかりやらされると、あさきり対談で読んだ覚えがある)
であった過去を思い出させ、あのときの自分と同じと、
彼に手を差し伸べてくれた尊敬する大恩ある親方がしてくれたように救いの手を
出してしまう。
彼女とのことがきっかけで、「裏切り」の形で大恩ある親方のところを飛び出したことで
親方を傷つけてしまった苦しみの傷の痛みを強く感じ、
これが自身のアメリカ進出の失敗で、前に進めなくなった時期にかさなり、
後悔と、できるものなら仲直りしたいという決して表には出さない願いを強くする。

ニーナは彼の内面的な変化のきっかけになる大事な役だけど、
どんなにののすみが暴れても、泣き喚いても、
野々すみ花オンステージにはなりえない、端っこのほうの役だ。

「私の大事なゆうひさんを、(今までのように)ののすみに食わせてなるもんですか!
 彼女(ゆうひさん)が主役よ!」
私の脳内に景子先生の怨念のような声が響いたような気がしました。

『麗しのサブリナ』のように、
田舎娘のドジっ子ニーナがエレガントな女性に大・変・身、
素敵な主人公(宝塚バージョン)と素敵なカップルに、という話になるかと、
一縷の期待を託したが、そこはやっぱり景子先生。

二人が出会ったとき、初めてのハイヒールに豪快に転んだニーナは、
女優になれたといっても、コメディ女優の駆け出しどまりで、
やはり、舞台の真ん中で「べちょ」と音が聞こえそうなギャグ漫画的にすっ転ぶ。

「ゆうひさんの相手役は私よ。私以外の人とくっつけさせるもんですか。
 あんたはそこで無様にこけてなさい」
「ゆうひさんが手を差し伸べるのは、あんたがあまりにも哀れでかわいそうだからよ、
 勘違いしないで」
とまたも荒い鼻息と幻聴がしました。(景子先生、本当にすみません)


そんな幻覚を覚えさせるほどに、ヒロインの描かれ方が酷いのです。

田舎者。ファッションセンスゼロ。貧乏で教養なし。救いようのないドジ。
さらに自分は何もできないと自己卑下100パーセント。
口癖は「すみません、すみません」。
でもお仕事がもらえなかったら家族はご飯を食べられない、
困れば、ペタンと座り込んでわ~んわ~~んと泣き叫び。
救いの手が差し出されるものなら、こじきのようにしがみつく。

彼の言葉に一歩踏み出す勇気をもらい、ほかのオーディションにも受かり、
コメディ女優としてでも自分の道を歩き出せたか、と思わせて、
実のところは仕事をうっちゃって、故郷に戻った彼のところへ急襲。

「こちらで仕事を探して、偶然でいいから会いたい」
「たまに会って話すだけでいい」
なんて、けなげそうなことを言うが、
今まで仕事もできなかった女の子が急に自分の食い扶持、どころか、
彼に恥をかかせないような洋服をオーダーメイドできるほどのお金を稼げるのか、
やっと目が出たというコメディ女優業でも難しそうだよ、
読み書きはできるようになったそうだが、もともとの頭がゆるいのか?
と心配したところ、ちゃっかり背後から抱きついている。

永久就職狙いかよ!

なんてずうずうしくうっとおしい女だろう。
ののすみ演じるニーナじゃなかったら、張り倒したい。

しかしそこはさすがのののすみ。
「~だけど、かわいい」になる絶妙な状態までに持ってきてしまっている。

この公演でもやはりこの画像を貼らざるをえない。
おそろしい子!
ののすみ、おそろしい子!



この話の主人公は名実ともにゆうひさん演じるサルバトーレで、男にも女にもモテモテ。

ライバル(?)も、サルバトーレを好きすぎて、彼になりたいと真似をしすぎた人。

ジャーナリストは、サルバトーレに会って目が覚めた、夢を思い出した、
彼の一生を追いかけてドキュメンタリーにするのが僕のライフワーク(というせりふはないが)
と完全ロックオン状態でウォッチングしているうちに、
サルバトーレの本当の願いに気づき、
彼への愛ゆえに逢わせ屋業((c)『徳光和夫の逢いたい!!』ナレーション担当が置鮎さんなので見ていました)にまで
手を出している。いやん変態(と私にだけは言われたくないだろうなあ)。

サルバトーレが裏切ってしまったと、実は繊細な心を苦しめている対象の師匠にしても、
戦災孤児としての彼に一目惚れ、孤児に職業を斡旋する係員が、
「難あり」と忠告しても、そこがいいんだとベタぼれで、
わが子のように愛情を注ぎ、孫娘を彼に嫁がせて、血族として繋ぎ止めよう
(このパターン『アルジェ』でも見たぞ、ボランジュさん)とし、
宝物は、サルバトーレが初めて仕立てた彼のスーツという入れ込みようだった。

師匠と決別したサルバトーレについてきた職人は、
自分の存在やこだわりが、彼のアメリカ進出の妨げになっていると、
好きだからこそ、彼の将来を願って、単身ナポリを離れる献身愛(サビーヌ?)。

なにこの入れ食い状態。
サルバトーレは、(私にとっての前公演である)『アルジェの男』のジュリアンのようだが、
サルバトーレは女は仕事の宣伝のために使い捨てても、男は大事にしているところが違う。


テレビなどのアイドル紹介で出される「写真」と本人が、別人のように違う
魔法の技術はよく見られるが(「○女時代」のフォトショックマジックには驚愕したわ)、
この公演で、写真の前にたつ本人は、絵から抜け出た、という表現以上に格好良いのは、
さすがのゆうひさんで、これでもか、これでもか、とかっこよさを押し出してくる。

クールで孤独を好むようだけれど、実は彼、仲間思いの心のあったかい人なの(キャハ☆)みたいな?
(と景子先生にケンカを売ってみる(笑))

確かに、私の好みのタイプとは違うのに、めちゃくちゃ、文句なしのかっこよさです。
眼福というのは、こういうときに使う言葉なんだね。


かなめさんの役が、息づいていた。
私のファーストインプレッションが『ハプスブルグの~』で、彼女の役を、
綺麗であることが唯一最大意味を持つ役、というような失礼なことを書いた覚えがあるが、
前作『茶々物語』の疾風のお客さん状態でなく、
物語をしっかりと回す、重心となって、生き生きと輝いていた。
低めに響く声も端正で良いですな。
学生時代からの彼女と『クラシコ~』のラブ担当もしていた。
(ホモはあふれていたが、普通の男女のカップルがいない芝居だったもので、
 このカップルは清涼剤のようだった)



ショーのこと。

派手派手で楽しかったよ、けど……、という感想。

エキサイターやル・パラディの藤井君の輝きはどこへ?
真飛ん限定の幻(の藤井君)だったのでしょうか。

どピンクの衣装のロックスター「オレダケヲミロ!」の主演さんが、
恥ずかしさを何とか何とか吹き飛ばそうと、やけになっているように見える姿に、
友人の場所から見える某組組長さんが大うけしていたらしいです。
彼女の頑張った感に、どんな羞恥プレイよと別の感覚が目覚めそうなので、
宝塚では自重して欲しいデス。

ポスターカラーをぶちまけたような色彩よりは、パステル調のが私は好きデス。

歌詞に芸名をフルでぶち込んで賛美したり、
藤井君の大好きモチーフ、バラ、はいいとしても、
神様コスプレは、脳内にとどめておきなさい、と五寸釘を刺したい気持ちデス。
アレを着こなせるのは、オサ様ぐらい。
オサ様は、愛称に自然と様がつくような人だから、神様でもオッケーだけど、
ゆうひくんは、さんどまりだから。
アレはスタイルのよさで着こなせるものじゃので、
藤井君の僕の神様コスプレ趣味は封印して欲しいデス。

以上、デスはdeathと変換しても支障はありません。

今回も“女装”あり。
先輩は、藤井君は男役さんに女役をさせるのがスキだからと言われ、
思い出したのが、『舞夢』のパンドラちゃんでした。藤井君ありがとう(←オイ!)
(えりたんもル・パラディで女役だったな)

さすがのホモの場!
美女軍団を従えた、超絶べっぴんの男(ゆーひさん)の色香に惑わされた
かなめさんが、ガブリと首筋をさされて、へれへれーと腰が抜けた状態で、
最後までおいしくいただくからね、と引きずって行かれるシーンが、
今の宙トップコンビならではの、大変アブナく美しい場面になっておりました。
(花組で想像し、無理! 月組で…すみません、もうやめようと思いました)
この場面のツボは、とらわれの獲物になって、
首根っこ捕まえられてずりずりと引きずられるシーンで、
喰われてもゆーひさんが好きなのか、彼の腕に自分の体重がかからないようにと気遣い、
負担にならないように、かなめさんが尻と片脚で尺取虫状態で自ら移動しているところです。
美しい思いやり、というよりは、何かおかしい。

芝居で、みっちゃんのスタイルが大変なことになっていると心配していたのに、
ショーでは普通に格好いいじゃないか。
職人だからおしゃれじゃないとストイックに作りこみすぎたのか。
おしゃれでいいのに、もったいない……。
作業場では野暮ったくても、せめてナポリ最後の夜は、格好良く決めて欲しかった。

美穂圭子さんが圧巻でした。


最近見たショーは、『ノバ・ボサ・ノバ』と『Dance Romanesque』だから、
体力的な意味で省エネに見えた、と思ったけど、『ルナ・ロッサ』も今年だったのね。

販売DVD見ていないのに、私の頭の中はまだ8月末に終わった公演が
そこかしこに残っていて、
芝居でみっちゃん(の役)が「うまざけ」と歌った~、『アルジェの男』の主題歌を
歌い継いだようよ~~、
ショーで、主役コンビの銀橋いちゃいちゃ痴話げんかが、
アルジェ時代のジュリアンとサビーヌのデュエットみたい~~、
ショーで、ロケットの代わりのタコ足スカートのジェンヌさんたちに、
サビーヌの生腹を思い出して、いいよいいよとなるのはかなり重症だと思いました。
全ツの『Dance Romanesuque』が楽しみだなあ~~。
(今日はいつもにましてビョーキが酷いので、見逃してください……)


芝居でもののすみの客席からの登場あり(きゃ~~~)、
ショーでも男役さんが通路側の方に顔を近づけてくださる場所あり、
とても楽しい公演だったのですが、
かなり斜め前方に見える左右に揺れる形のいい頭が気になって、
 (先輩によると、NOW ON STAGEでも顔を良く振られているそうな)、
丸くキュートなおでこが気になって、めっちゃ楽しそうに叩かれている手が気になって、
ほこん盛り上がる頬の筋肉の格好良さや、形の良い横顔のラインに見ほれながらも、
同時に舞台も見たい、目は二個あるのに、どうして両方見えないんだ、という
ジレンマにぐるぐるまきにされる、大変印象的な公演でした。
変態自重。いろいろすみません。
(誰がNICE GUYがの問いに、迷わず答えられるが自重)


『シニョール・ドン・ファン』といえば、
飛び出す絵本状態のジュゼッペがかわいいかわいいと、宝塚大劇場に友人を連れて行って
やらかしたあとの東京公演のはじめのほうで、ジュゼッペが入院のため休演になったと聞き、
辛かった2003年の公演なのでした。もう8年以上も前なのか~。

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たまり(ょ)

Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

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・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
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