お決まりの日々?

モモの節句でございます。

カウントダウン・180

「退団会見のお知らせ」を見て、私が最初に、ほぼ無意識にしたことは、
ミニコンポに入れていたこのCDをかけることだった。
バッハ:6つのフルート・ソナタバッハ:6つのフルート・ソナタ
(2010/10/06)
グラーフ(ペーター=ルーカス)

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私の周りにはその時の助けとなる音楽が、「やってくる」。
このCDは先日ある方にお借りしたものだが、
二度ほど途中まで聞いた状態でミニコンポに入ってたのだった。

今回もやはりそうだった。

とてもきれいに澄んだ、際立ったフルートの音。
フルートは主旋律で目立つが、それだけでは、私の心を満たす音楽にはならない。
そこにバックの音が加わり響きあうことで、埋められていく。
今の私には、退団を決められたそのトップスターと組子さんのような関係に思える。

もちろんそんなことを予想して掛けたわけじゃない。
何の気なしの行動に反応した音が、私の記憶を呼び覚ます。

あれは2001年。
友人に連れて行ってもらった『ミケランジェロ』で、
魅せられた極上の輝きは、その公演で退団と知り、
なんて短い私の宝塚歌劇ファン人生よ、と嘆いた。
友人は私の、すこーんとした極端なはまりっぷりに驚きながらも、
今後の観劇に付き合ってくれるのだろうかと思ったと聞く(記憶違いならすみません)。

彼女の主演ビデオを求めようと、阪急百貨店内の宝塚歌劇メディアコーナー(?)で
財布の残高と相談しながら購入順序を考える日々のなかで、
ショートカットで清潔感のある、それであるパワフルでキュートな女の子の、
等身大に近いポスターに出会った。
それがペルソナカードの看板娘だった霧矢さんだった。

そのときの私は、クレジットカードの年会費にお金を払うという感覚が理解できない、
非常な貧乏性だったので、迷ったが、10パーセント引きのカードを持つ、
友人や母親に、宝塚歌劇のビデオを買うのに毎度毎度付き合ってもらうのもなーと思って、
5パーセント引きになるというそのカードに、珍しく即日入会した。

藤原紀香さんのパンフレットがもらえるからと、J-PHONEを選んだ私は、
J-PHONEと同じく、ペルソナカードからも、毎月キャンペーンガールの写真入りの
小冊子が送られてくるのだと期待したが、そんなことはなかった。

友人が、2002年月組公演『GUYS&DOLLS』を、良ければ見にいかない?と誘ってくれたとき、
あの素敵なペルソナカードの看板娘が娘役として出演されるとわかり、
彼女の舞台姿を見たいなあと了承した。

もちろんアデレイドちゃんはかわいくてとても魅力的で、
突き刺さるように彼女の気持ちがわかって、当然のように舞台写真も買ってしまったが、
なぜか、熊のぬいぐるみをいつも持っている変な人の引力に嵌ってしまった。
当時私には黒熊のぬいぐるみの姿をした母親ができたところであり、
友人は熊が好きだから、熊のぬいぐるみを持つ人が好きになったのではと分析していたが、
その役者さんのなんとも表現ができない面白みに捕まってしまったみたい。
友人にその方の過去出演のビデオを借り、ペルソナカードで『血と砂』を求め、
親切な方のお助けでお茶会にも行け、と、どっぷり嵌った状態で退団までをすごしたが、
もちろんアデレイドちゃんのことも大好きだった。
(みどりちゃんもオサさんもハナ女王も好きだったので、No.2状態だったかな)

「6つのフルート・ソナタ」のBMW.1030で、ポスターとの出会いを思い出し、
現在進行形の幸せな日々を思った。

CDに収録されている6つのソナタ。
曲調が変わるたびに、その気持ちの時が、それにふさわしい彼女の生きてきた役が浮かんだ。
『花の宝塚風土記』/『シニョールドンファン』のチケットがあたったので、
職場の友人(とその友人)を誘って、あの飛び出してくる人が好き~~、と
アピールしていたら、東京公演が始まって一週間で、入院のための休演と聞き、
職場の友人たちも心配してくれたこと、
復帰公演をびくびくしながら見に行って、万全の体調とは思えなかったけれど、
舞台の上で幸せそうに、今を懸命に生きている彼女の姿に温かい気持ちが目から溢れたこと。
客席で打ちのめされた薫のこと。
パッショネート殿下のこと。
大劇でのお披露目のパーシーのこと。一つ一つ語れる。

次期トップと内定されたときから卒業へのカウントダウンが始まり、
来年二月の演目が発表になったときから、このお知らせが来ることはわかっていた。
覚悟はあったとはいえ、やはり悲しいと思った。
ご卒業後も舞台で生きる彼女を、これまでよりは割高になろうが見ると思うが、
彼女自身がこれほどまでに愛する場所で、中央で輝いている姿は見られないのが辛い。
また、中央に立つということに対して、今まで、そして今も彼女が負わせられている、
商業演劇としての重圧を思った。(演目を選べないけれど、責任は負わされる)

寂しさと同時に、彼女のおかげでこれまでいっぱい幸せで、今も幸せだと思った。
たくさん、ありがとう。
あなたが宝塚を去るその日まで、あなたからあふれている幸せを受けとめに行きます。

まずは、11月の全国ツアーだ!

カウントダウンの音が聞こえる。
だから、先日購入した黄色の手帳にラスト・ディから数字を書き入れてみた。
180日は短い。(数え間違えならすみません)
だからこそ、私個人の一日一日を無駄にすまいと思った。(前向き!)

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Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

何となくの傾向インデックス
・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
・医療破壊に関しては涅槃の境地にいけたらイイナ♪
リンク先=『麻生太郎オフィシャルサイト』さんスキー♪

チベットを知るために-人権問題(ダライラマ法王日本代表部事務所)

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