お決まりの日々?

モモの節句でございます。

0206-758

雪じゃ~~!!

雪が珍しい大阪人は、雪を見るとカメラを向けます。神戸の方も向けてます。

中日劇場じゃ~~!!

星組全国ツアー『蝶・恋』『サザンクロスレビュー 3』以来です。

ひつまぶしじゃ~~!!

これは、普通の1.5倍の量の大盛です。


2月6日、宙組公演『仮面のロマネスク』『Appasionado!! 2』を見てきました。

ゆうひさんのヴァルモンが、狙いをつけた貴族の女性を落としていく様子は、
蛇が絡みつくように艶かしく、妖しい美しさで、抗えない魅力があったけれど、
私にはののすみのメルトゥイユ夫人が主役に見えました。

というわけで、いつものように感想は、私が中心に見た人に偏っております。


若くして未亡人のメルトゥイユ夫人。
資産は莫大で、自宅のサロンが貴族のたまり場になっているうえ、
外国にも別荘などを持っているぐらい。

美貌の夫人は、セシルのように嫁ぎ先を決められ、有無を言わさず結婚させられた。
相手は、きっとかなり年上で、浮名を流したおっさんだったのだろう、と
彼女の今の「堅さ」からすっと出てくる。
彼女はかなり悲しい思いをし、それだけに、
その辛さを知らないセシルへ、ねたむような気持ちを覚えてしまう。

美しいゆえに、ゲームのターゲットにされた。
自分の美貌をも恨み、それゆえに、
その美貌を武器に、彼女から、
何も知らない恋に恋していた幸せな少女の時間を奪い取った、
恋のゲームに明け暮れる貴族社会に復讐している。

誰にも心を開かない。
開いたら最後、やわらかいところに噛み付かれ、心は血を流すから。

信じられる素敵な男性にもたれかかってみたいけれど、
信用のならない逃げ上手な男ばかり。

一度は恋人だったヴァルモンに、心も預けたくなってしまった自分に気がついて、
彼女から別れを告げた。
このままだと彼を心から愛してしまう。
でもヴァルモンは女性を恋のゲームの対象にしか見ない男で、自分だけが特別なはずが無い、
きっと裏切られる。そうしたら自分は破滅する。
(トゥールベル夫人の破滅は、メルトゥイユ夫人が恐れた未来の形)
ヴァルモンの「誠意」を信じることができないようにさせてしまった、
メルトゥイユ夫人の哀しい過去を辛く、舞台の上から感じさせられてしまう。

別れてみれば、ヴァルモンはやはり彼女と恋人になる前の、
恋のゲームにご執心で、別れてよかったのよ、と自分の選択が正しかったことを確かめながら、
でも彼が気になって仕方が無い。
その気持ちをさとられるまいと、自分も恋のゲームに興じてみようとするものの、
満たされることは無い。
しかし、誰かをかたわらに置いておく事で、ヴァルモンの袖を捕まえそうな自分を
抑えることができる。

ヴァルモンに突っかかるときだけ、
貴族社会に裏切られ傷つけられ、感じることを放棄し麻痺してしまい味気ない生活を送っている
彼女は、生きている実感を味わえる。
ヴァルモンが元気に評判を重ねていることに、屈折した喜びを感じ
(自分が誰かを夢中にさせたことより、ヴァルモンの手管の行方を気にしている)、
「あなたがいたから」は、まさに彼女のテーマソングだったのだと、納得させられた。

彼女のヴァルモンへの感情は大きすぎて、
厚い氷の仮面で覆いつくそうとしても、他の感情と違い、
嫉妬が、愛憎がもれてきてしまう。もれてくるから、客席は切なくなる。

虚勢を張らないと生きていけない、脆い部分を持っている哀しい女性。
それが当たり前になってしまい、好きな人に対してもそのポーズを崩せない女性だから、
この世の別れになるであろうという局面になって初めて、
自分の気持ちを正直に表に出せた。

でも人生に遅すぎる、ということはない(フィクションだから?)
彼女の素直な告白に、ヴァルモンもあふれる愛情と誠意を持って応えた。

二度と会えない、その局面でしか、素直になれない彼女の純粋さからくる
「脆さ」がいとおしい。
だから、こんなに奇跡的に綺麗なんだ。
ガラス細工のような硬い美しい冷たい表情にも惹かれる。
彼女の弱さを理解し、彼女の願いを自分の最大でかなえようとするヴァルモンがこの上なく誠実な
いい男に見える。
宝塚歌劇のメインはトップ男役。
存在することで男役を魅力的に見せるスキルを求められるが娘役で、
組内でもっともその才能に長けた娘役が、トップ娘役であってほしいと願う。
ののすみは芝居も非常に上手な役者さんだが、宝塚歌劇の娘役としてのスキルも
すばらしく、ののすみが主役や~~んと思っても、
一番素敵に見えるのはトップ男役のゆうひさんであることを揺るがさない、どころか
立てまくっている。その才能にも惚れる。
もっといろいろな男役を、素敵に見せて欲しかった。

勝ち目の無い戦いに赴いたヴァルモンが生き残ったとして、
メルトゥイユ夫人のことを事に触れ思い出すかはどうかは疑問が残るが、
生きるためにパリを離れたメルトゥイユ夫人は、最後の恋の相手を決して忘れることなく、
二人で踊った記憶を胸に、「あなたがいたから」とこれからも生きていくのだと思わされた。

ゆうひさんヴァルモンは、メルトゥイユ夫人の気を引くために、
途中からやけくそで任務完了しちゃう人だし、
ダンスニー間男事件にすっごくお怒りだったから、華やかな時代の象徴として、
いつまでも記憶の中の光にするぐらいはあるやろな。
(平民女に助けられてヒモみたいになってても、かつての思い出として持ってそう)

ダンスニーみっちゃんは、上手い。
音楽の先生に花組ファントムを思い出し(クリスティーヌとセシルの顔が同じだから)、ぶうとなり、
22歳です(だったかな?)には、うっとなったけれど、
見事に純朴な田舎者でした。

トゥールベル夫人は、身持ちの固さが魅力のひとつなのだから、もう少し年齢が上でもいい。
美穂さんで良かったのでは、と終演後の話題にでました。
私は初演をビデオで見て、初演の高嶺ヴァルモンの何をしても罪にさせない美貌に、
恐ろしさを感じましたが、トゥールベル夫人を、後は指でつつくだけでしなだれるまでにしたあと、
自分の才能に酔った風に、「次はセシルだ」とターゲット宣言をして、任務完了しちゃうところに、
恐怖を感じたのですが、その台詞が無かったようで、残念でした。

初演でトウコさんが演じた侍従は、あんなにチャラかったか? 
世を時めいているドン・ファンであるご主人様に魅力を感じている、はずだよね?
ご主人さまについていれば、恋人の侍女と浮名を流せるからラッキーなお軽~い男だったっけ?



アパッショナード、ロケットの真ん中!
花組のときと同じで幼児虐待に見えるので、
大変スレンダーすぎる方に網タイツをはかせるのはやめて欲しいです。
痛々しいです。

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Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
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・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
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リンク先=『麻生太郎オフィシャルサイト』さんスキー♪

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