お決まりの日々?

モモの節句でございます。

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Four Seasons

職場の福利厚生の会は、ここ数年、「劇団四季」か「宝塚歌劇」のどちらか。
四季の『サウンド・オブ・ミュージック』か、月組『江戸八』/『霧駅』で、
話が持ち込まれたときには、まだ退団公演とは発表されておらず、
今年の初めに消えてしまった某宝塚掲示板で、ガラガラとたたかれるのが辛かったこともあったし、
何より私が見たかったので、月組を押したのだが、数に負けました。

去年が宝塚歌劇花組『愛のプレリュード』で、その前は四季だったからさ、順当といえば順当なのだが。

私の誕生日は、大劇場に行くからね、と強く主張したこともあり、
2月19日になったあとで、その日が月組東京公演の一般発売日と判明しました。
ロッピーとの戦いに販売開始10秒以内で破れ、心にわだかまりを抱えたままの観劇は、
上手く気持ちをきりかえることができず、
2月3日からの月組観劇生活(私の日常比)であること、以前月組ショーの『With a song in my Heart』で
いくつか『Sound of Music』の曲が使われたことも重なり、比較してしまうのがもったいない無かったです。


まず、良かったところ。

・一幕。
マリア先生との出会いで、子供らしい心を思い出した子供達が、
父親への愛情表現を、これまでの、家庭教師をいじめて追い出すことで父親を家に呼び戻す方法から、
素直に抱きつくことに変えたシーン。
最愛の妻との生活を思い出すものを排除することで、悲しみと向き合わないことで
すごしていたことが、子供達にとっても自分にとっても、不自然で不幸であったことを
自分のやり方が間違いであったことを、大佐が勇気を持って認め、
マリア先生に謝り、ぜんごん撤回、マリアに子供達を託すシーン。
間違いを認められる大人は、大きさを感じさせて素敵です。

・二幕。
ナチスとのやりとり。
無事逃げられるか、嘘を、ナチス側に悟られまいと言葉をつなげていく
マリアとマックスのやりとりと、ぎこちなくも自分の最大限でそれに乗ろうとする
正直者の頑固者トラップ大佐にハラハラ。
音楽会本番でも、さすがの口八丁手八丁のマックスでも心に冷や汗が見える演技に、どきどき。
急遽出場が伺える大佐のダンスのキレの乏しさも、大脱走のためだからだ、と
見ている側の緊張と痛々しい気持ちを高める。

「祖国よとわに」と「Edelweiss」を歌った大佐には、オーストリア人であることを
何があっても捨てようとしない決意がありありと見える。
この正直者に、ナチス将校らが危機を感じ、カメラを下ろさせ(逃亡を防ぐための見張りを強化し)たのを見た
マックスはアンコールとトラップ一家を引っ張り出し、
大佐はこの後すぐにナチスの海軍で働く協力者だと紹介して、体制側を油断させた直後の、
グランプリ発表での茶番。
アンコール曲「So Long, Farewell」の最後に、がっちりと大佐とマックスと握手を交わすが、
このときの二人の目が、それまでも色々と堅柔の生き方の違いで言い争いや行き違いはあれど、
同じ愛国者で、友人である年月と築いた信頼感を感じさせて、胸に迫りました。
マックスは、逃亡幇助罪で当然ナチス将校らに銃を突きつけられるのだが、彼、笑っているんだもの。
大佐が金持ちだからと、電話代をたかる、飯をたかる、自分が有能と示すために、
大佐やマリアを出し抜いて、トラップ一家の子供達を音楽会に出そうとする
「ずるい」マックスみせた「誠実」にいい意味で裏切られました。



つぎに、疑問だったところ。

・シスターの左手薬指の指輪。
オープニング。舞台からシスター達が客席の二つの通路を、ランタンを手に降りてくる。
下手通路の先のほうに行くシスターの左手の薬指に太い結婚指輪がある。
後の結婚式で指輪交換のシーンがあるので、この芝居でも指輪は結婚している証。
夫と死別したのかな? そのあと世俗を捨てて神に仕えるシスターになっても、
指輪はしておくものなのかしら?と疑問。知らないだけかもしれないが、他の人には見えなかったので、
特別な意味が無いのならはずしておく方がいいのかも。

・長女も歌を知らない? それとも嘘?
子供達の幅広い年齢から、長女リーズルは両親が歌を、音楽を愛していた時代を記憶に色濃く残しているはずなのに、
「ドレミ」に戸惑っている。
歌ってなに?という状態の次のシーンで、「Sixteen Going on Seventeen」を歌う恋人に応えて、
彼女は自然に歌で返す。
さっきのは嘘? 嘘の上手な16歳に戸惑う。(うそつきキャラクターは妹の中にいる)

・便利なブリギッタ
真実を語る、という位置づけを与えられたブリギッタ。
兄弟達の本当の気持ちをマリアに教え、マリア自身が大佐を好きだということを伝えるのもブリギッタ。
マリア先生は必要、とマリアをやめさせようとした大佐に進言するのもブリギッタ。
そのためか、物語中でもっとも成熟した大人に描かれているのがおかしい。
(修道院長がその役のはずだが、後述の理由ではずしました)


違和感を覚えたところ。
~四季ならではの「よさ」が、某ジェンヌさんの芝居にターゲット・オン状態、視野狭窄では
 分からないのでしょう。

・ドヤ顔で歌いあげる修道院長
「Climb Ev'ry Mountain」で、マリアにすべての困難に立ち向かいなさい、と諭し励ますシーン。
マリア、そして国のおかれた状況を考えれば修道院長や修道院の前にも困難の山が険しいが、
修道院長の目は、その山々を、その先を見ているようには、私には感じられなかった。
自分の歌声(エコー効果付き)に酔っている様に見えたので、私は引いてしまった。
音量大きい歌が終わると、客席からすぐに拍手が起こった。それに応える表情も、演技者個人のものに見えた。
「歌を禁じている」修道院にいながら、それをゆるすお茶目さと大きさを持つ、設定のはずなのに、
ずいぶんと俗っぽいなあと思った。
(『With a Song in My Heart』で同曲が歌われたときのことを幕間に思い出し、やはり視線は
 眼前に立ちはだかる困難の先にある希望の光にあるほうがいいなあと、しみじみ)

フィギュアスケートのフジテレビの放送の女子の実況(塩なんとかさん)は、演技者個人の事情を
奇妙なポエム回しでがなりたて、表現者が肉体すべてを使って表現しようとする雰囲気を破壊する。
「中学生」「少女から大人へのステップ」「ヤングアダルトプリンセス」など。
年齢層が上だと、「○○歳」と連呼する。
演じ手が13歳であろうが、26歳であろうが、表現している内容が素晴らしければ、余分なことだ。
それを大仰に、私がひがんでいるのかもしれないが、中学生!!!と若さをたたえ、
20代後半はもうオバサンといわんばかりに痛々しく連呼するのには閉口する。
演技後のリプレイで入れてくれる分には我慢するが、曲と一体になって表現しようとするのを、
ロリータコンプレックスのオッサンの声で妨害されるのが実に不愉快なので、フジの放送は、
BSフジの副音声が会場音だけ、というものが出るまでは見ない。
苦情が来てもやめないのは、塩原氏が自分のポエムが素晴らしいと絶賛状態にあるからだろうな。

自己陶酔が、劇空間やフィギュアスケートで演者が表現しているイメージをぶち壊しているという
共通点で観劇日記から脱線したので、戻る。

仕事をしているひとの仕事ぶりには興味があれど、第三者であるので個人の事情には興味は無い。
その舞台で、「生きている」人であれば、音をはずそうが、台詞をとちろうが気にならないが、
個人や個人の事情が透けて見えると、私は現実に引き戻される。
(今、某トップスターさん絶賛月間であるので、厳しい見方になってしまっているが)
某トップスターさんはあまりにも職人気質過ぎて、共演者が退団を否応なしに思い出させるので
「ズルイ」と「What's up ♯111」で言う場面でも、劇中人物にしか見えてない気質が、
シャイな人柄を感じさせて、劇場を出て帰宅した夜に、ぐぐッとくる。
モニターで見た『霧駅』は、『ミケランジェロ』のラストシーンに構成が似た「サヨナラ」の絵であるのに、
劇場では退団を意識させないのがすごい。

・子役の四季発声
四季発声(と勝手に呼んでいるもの)は子供のほうが素直だからか、
ナチュラルな子供の発声は調音構造のちがいでぼやけているので、
訓練された四季発声と一般人とのギャップが大人より大きいからか、違和感が大きい。
なれちゃうと、自然に思えるのかもしれない。
口をあけてガムをかむようなしゃべり方の子供が家にいたらうっとおしいだろうな、と思う。
「おかあさま、今日のゆうしょくはにくじゃがでしょうか」
(ひとつの音(音符)に言葉がひとつ、的に、同じ長さの一音ずつに区切って発音)とかね。
子役は上手いのだろうが、違和感を乗り越えないと楽しめないのだろうなあと思う。
私が好きなトップスターさんは台詞回しに癖があると、難癖をつけられることが多いが、
四季に混じれば、めっさナチュラルやん、と思ったのだ。
はっきりしっかり台詞を客席に届かせることが、劇団四季の舞台を構成する必須技術力であるならば、
Kさん程度にしてくれると、四季になじみの無い私のようなものも、しんどくないのになあ。

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Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

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