お決まりの日々?

モモの節句でございます。

『エドワード8世』(10回目)

3月1日11時公演を、今回が初見の友人と見てきました。
友人の友会席は、二枚一緒に申し込むといつもいい席ということですが、
今回も期待にたがわず、とても見やすい席で、
まりも姐さんの黒パンツ(『MS』3rd St. Love Arena)と口ひげロッカートを
見てきました。

姐さんのダンスはきびきび思いっきりよく、バシバシ脚を上げてくださるのが
気持ちいいですな。
さすがに今回はサビーヌちゃんのようなたこ足スカートではないので、
全方位で見えるわけじゃありませんが、おみ足は拝見できて、どきりとさせてくださいます。

月組公演の客席の男性比率が他組より多いのは、友人によるとまりも効果なのだそうです。
ふーーー。

同意を得られない変態話は置いておいて。
本日初見の友人のご意見に、発見!

「今回の芝居、主題歌が覚えられない」

言われてみれば。
歌はどの歌も歌えるけど(10回も見ればねえ)、主題歌ってどれ?
友人のご贔屓退団公演『愛のプレリュード』の主題歌はすぐ分かるわ。
幕開きから「サンタモニカに~吹く~風~は~」と流れ、最後もこの主題歌で終わった印象。
お話は、二番手男役が退団するトップさんへ抱き続けた恋心が、デュエットダンスで成就する
トンでも爆笑ものだったけれど、
主題歌ははっきりしていた。

『江戸八』で、最も印象的なシーンで使われる、
そして、トップさんの退団公演だと分かる歌は、「退位の歌」だけれど、
これは冒頭で流せない。かといって繰り返して歌うわけでもない。
芝居終盤(おそらくラスト10分ぐらいあたり)に一回こっきり。
「退位の歌」が流れたら、もうこのお芝居は終わりなのだ。

劇中歌で唯一二回使われる言葉で、主人公じゃない登場人物も歌に関わるのは、
「地図さえない道」。

時間としてはそんなに長くないけど、こちらが主題歌になるのかな?
(すみません、まだパンフレット買ってません)


友人は御歳3歳のみぎりよりの生粋純粋宝塚歌劇ファンだからか、
「やっぱり上手いわ」と霧矢さんを認めてくださるものの、好きの気持ちは動かないみたい。
この回2階席には修学旅行生が固められていたようだけれど、
初めてみた人たちには、1番上手い人=トップスターと刷り込まれたと思う。


今回のショーは、彼女には受けが良くなかった。

まりもの剣ダンスには、『太王四神記』を思い浮かべたそうで。
私も退団する主演娘役が刺されるラストは嫌だ。
(芝居は、退団する主演さんの葬式で始まり、亡霊の回想→亡霊の現実→回想で終わる。
 退団公演で主演が二人とも、死んでいる)

「『霧』なら“Mist”でしょ。“Misty”っておかしい」
歌詞だからねとの建前で、組子がきりやんに愛を、思い思いに叫ぶ主題歌が私は好きなのだ。
「歌詞にかこつけて『霧さん』とか『きりやん』と連呼していていいやん。“You Are MISTY!!!”だよ」と返すと、
「そうか、『Mist・y』は『霧・やん』なのね、“y”が『やん』か~」と納得してくれました。

確かにそのようです。

-y:指小型接尾辞。単音節の人名・動物名などの名詞、ときに単音節の形容詞について、親愛の気持ちを表す名詞をつくる(*ときに-ieとなる)。例:Johnny(←John)、piggy(←pig)、doggy(←dog)

COMPREHENSIVE英和辞典より

皆のもの、思うが存分、主演さんへの愛を叫ぶが良いぞ!(客席は心の中で叫ぶぞ)

まさみり好きの友人は、まさみり中心に見てるだろうな、とかねてから気になっていたことを尋ねてみた。
「『Day Dream』の場面、私はきり(まり)中心に見てるけど、
 赤い人振り遅れてるよね。緑までは視界に入ってないけれど、罰ゲームかと思ってる」
まさみりを中心に見ている友人は、振り遅れを断定してくれました。

化粧品会社からオファーが殺到しないのが不思議な非常な美貌に、
上背もあってスタイルよく、声もきれいで音域も広い。
甘いムードもしっかりあり、求められるものはある人だと思う。
組内昇格は嬉しい。それなのに、次のトップさんに、
一般的宝塚ファンから私の趣向が離れているからか、なぜか惹かれないのだなあ。

主演娘役のパンツに喜んでいるような変態に好かれるほうが迷惑だけど。

私は「あさきり」「あさかな」が好きだったので、
今の主演さんとがっちり組める二番手さんに、助けてもらえるような舞台がみたかったんだな、と
さよなら公演に思いました。「きりまり」は嬉しかったけれど。

チャーチルが出来るような人が、組内にいなかった。
組長はできたと思うけれど、チャーチルの組長と腹の探りあいができる人がいなかったのだろうと思う。

チャーチルが二番手、
エリザベートのルキーニ的なガイが三番手なら、収まりが良かったのに。
専科さんがご出演くださってよかった。

霧矢さん、一人飛び出ていて、保父さんみたいだったんだもん。
二年間で生徒の皆さんの成長は目覚しかったですが。
新生月組は「まさみり」「まさちゃび」と愛称で呼ばれる組になりそうで、
良かったと思います。


「きりまり」はますます良くなっていました。

フランスへ行くという芝居のシーン。
ウォリスの「(あなたを愛してると)言えないわ」に、言ったら、
あなたとあったとたん、薄くなってしまった「あなたの身の安全のために別れる」という
決意の壁が、言葉とともにぶわっとあふれてしまう思いに、押し流されてしまうじゃない、という
悲壮さを感じました。ラブラブ~~~。

芝居にだまされる側のデイヴィッドが、二人が結ばれる未来に一部のかげりも見ていない
希望とまっすぐさゆえ、そういう表現になっちゃうよね。
こんな子供みたいにかわいい人の思いを、私は今から踏みにじろうとしている、
彼のためとはいえ、ひどく、ひどく傷つけてしまう。でも仕方の無いこと。
出会ったこと自体が間違いだったんだもの。

「ウォリスー」(うわあ~~~ん。嘘だろ~~。僕と別れるなんて~)
の子供みたいな情けない声で追いかけるシーンから、
行く手を阻まれ
「何のつもりだ。どけ!」と王様に戻るところのギャップがすごい。
身分や肩書きをはずした部分の彼を、彼女だけにはふんだんに見せていた時間が「見える」。


友人にも聞いてもらったけれど、私は舞台で見せられている以外の時間、
間や過去や未来を感じさせる芝居をする人が、
言い換えれば役を一人の人物として、いまここに実在させている役者が好きです。
『仮面のロマネスク』のすみ花ちゃんにも、彼女が経験した辛い時間を、
それゆえのねたみを、想像させられ、自然と苦しい気持ちになってしまった。
仮面をつけないと生きていけなかった、辛さがせまった。

リアルな生の芝居を見せてくれる、霧矢さんと野々さん、二人の共演が見たかったけれど、
宝塚歌劇の夢の舞台の規格外、
お二人の卒業後叶うといいな、と願ってます。客席から立てなくなるかもしれないけどね。

デイヴィッドがそこまで素を見せられるほど、ウォリスが彼を愛し、安心させていたのだと、
「霧矢さんの役をまりもちゃんが役とはいえ振るなんて、許さん!」(二番手ならともかく、
トップコンビなのに、相思相愛じゃないなんてありえないでしょ!)と憤っていた私には、
二人のラブラブ・お似合いぶりが嬉しかったのです。
まりもちゃんの役は、霧矢さんの役を、好き好き大好きじゃなくっちゃ!

先日その話に付き合ってくれた別の友人は、
「秀民には、すぐに千姫といういい人が現れるから」と慰めてくれたのですが、
なにせ演じている人が霧矢さんだからなあ~~、
一生死んで心変わりを貫いた彼女のことを思って後悔に生きそうで。
「千姫じゃ駄目です。万姫以上の女じゃないと、億姫とか兆姫とか!」
せめて名前だけでも勝たなきゃ、生真面目頑固ものの秀民の気持ちを動かせそうに無いじゃない。

「正気など捨ててお仕舞いになればいいのです」
チャーチルさんのお言葉通り、正気の沙汰ではない大劇通い(とアホ話)をしている私に
付き合ってくださっている友人達には、本当に感謝しております。
「(期待される人間も)大変だ~~」(ガイ)ですよねえ。
(公演の台詞で日常会話が出来てしまうところも終わってる)


舞台の上の人たちには疲れも伺えたけれど、昨日が休演日だったからか、
主演さんの歌声はかすれなく綺麗に伸びていたように思えた、幸せな観劇デーでした。

友人が見つけてくれたので、客席の宙組トップさんたちも見ることが出来て幸せ。
そのときに私は、すみかちゃんの清楚なかわいさと、
ゆうひさんのザ・男役という感じの素晴らしい胸元に釘付けになっていたのですが、
あの、ノーマルな友人も、そこを見ていたそうです。変態が移ったのかとちょっと反省。

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たまり(ょ)

Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

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・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
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・医療破壊に関しては涅槃の境地にいけたらイイナ♪
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