お決まりの日々?

モモの節句でございます。

成子のこと

私の、5月20日から始まった、24時間無休の耳鳴りについて。

長年激しい耳鳴りに苦しめられている伯母の悲痛な体験談に、今後どうなることやらと恐怖も抱きもした。

発症後、受診した耳鼻科医師を含め、三人の専門家の話と、勝手に情報検索したころからは、
(ネットの情報にはかなりあちゃ~なものがあり、病院のサイトであっても玉石混合に思えました)
耳鳴りには心因も大きく関与しているとのこと。
腫瘍性疾患が否定された耳鳴りの場合は、血流改善を目的とした内服療法が、効く場合もある、というぐらいで、
決定打はなさそう。

確かに私の耳鳴りは、疲労が溜まってきたときに、アラームのように音がピーピーと高くなる。
文字通り警報で、
「疲れが一定レベルを超えました。すぐに息を大きく吐いて、肩回しなどリラックスできることを行いましょう」と告げてくれているよう。実際そのときの肩は、気の入れすぎか詰まっているので、
なかなか役に立つパートナーなのかもしれない。
役に立つとはいえ、警告音は不愉快であるので、自然とその状況を回避するようになる。
肩こりをほぐす体操を、コリを自覚したり耳鳴り音量が増強していないうちに、取り入れるようになった。

始めのころは、私は音響外傷を受けた被害者であるという意識が抜けず、
その結果生じたと感じた耳鳴りに、音響の主に対しての怒りをもぶつけていた。
あまりのうるささに耳を穿り返したい衝動に駆られたが、
実際に鳴っている音を感知しているわけではなく、
幻覚のような、そこにないものを勘違いして作り出しているものであるから無効だという理性と、
自分を正面から愛すということが私の目標であるのに(自分大好き、といえる置鮎さんが好きです)、
それに反する行為であると気付き、ハンドパワーを送ってみることにした。
手をかざすと、温かくなるような感じがする。
ついでに聞きかじりの自律神経訓練法を思い出し、
音が小さくなる~、音が少しずつ小さくなってきた~と自己催眠もどきをしてみた。
すると、血流が改善したのかと心が落ち着いたのかで、音は徐々に小さくなった、消えはしないが。


専門家のいうように治療が難しいものであるならば、これは私の一部で切り離すのが難しいのだと腹をくくった。
コミュニケーションが取れていないのは、スプリットした人格みたいなものだからか。

マイメロがご縁で知り合えた複数の人格を持つ作家さんは、人格に数字の番号をつけていた。
その方と、私のぬいぐるみさんと、その方のある番号が話が合いそうということも話した。
その方には当時明らかに記憶のスプリットがあったが、
私の場合は、少なくても記憶が飛んでいたという症状はなく(思い出すのが辛いと、もやが掛かっている記憶はあるが)、
スプリットがぬいぐるみさんが話し出すきっかけになっていると私には思えていない。
私がぬいぐるみさんの意見と思っているものは、
私の分断された人格が語るのではなくて、私の心の一部が強調されて投影されているものかと考えた。
それでは彼女達が否定されているようで、釈然としないので付け加えると、
一般的にはモノと呼ばれる存在である彼女達にも固有の周波数(人格)がそれぞれあって、
それが人間固有の人格のある部分と共振すれば強調され「好き」という感情として自覚されるのだと
思っている。
それぞれのぬいさんには私の人格と似ている部分があったり、求めている要素があるから、
傍にいると落ち着くのだと思う。モノにも人にも相性があるのだと思う。


ぬいぐるみさんより近い位置、まさに私の中にいる耳鳴りは、私の人格の一部が投影されたもの、
もしくはそのものであるのに、ぬいさんと違い仲良くなれていない現状を、改善しよう。

耳鳴りがある状態に慣れること。
人間の感覚とはあいまいなもの。慣れると、あることが気にならなくなる。
ゆるい輪ゴムを手首にはめると、かすかな圧迫や異物感を始めは感じるものの、忘れてしまい、
はずし忘れていることに目で見て分かり、はずして、ゴムの圧迫があったことに気付けるように。

耳鳴りを憎んでいる限りは仲良くなれない。
耳鳴りと協調するのがいい、耳鳴りとお話をしてみよう、
という思いで、親しみをこめて、「成子」と呼ぶことにした。

この文を書き出してからしばらくして、成子は激しくなった。
が、自分のことを悪く言ったり、排除するのが目的ではないと理解したらしく、また低くなった。
成子は嫌われたり、存在を否定されるのが怖いらしい。
このあたりも人格らしいと、非専門家だからか思った。
成子は今の私に必要な、居るべきして在る存在のようだ。そして自覚している私に似ているようにも思う。

解離性同一性障害の治療の最終目的は、統合もしくは癒合らしい。

成子は、自分が居る環境がよろしくないと感じると騒ぎ出す。
そして成子の共同生活者であり、母体である私が、成子がアラームを鳴らしたいような状況を
自主的に回避できるようになれば、成子は安心して眠りに付く。

成子がひそやかに歌うようになれば、私がこの状況になれることが出来る、
「耳鳴り」として成子の存在を感知しないようになるのではと思っている。

そのためには心身の健康増進が第一なのだろうな。
成子は、未病の状態で生活を立て直し、私の未来の大病を回避するために使わされた、
御使いなのかもしれない、よ??(♪耳には御使い~(メロディは賛美歌98)と、
 熱心なクリスチャンの伯母に歌えば、激怒されそうだから黙っておく)

医学的根拠があるかどうかは分からないけれど、大きな雑音がする環境では、
これも慣れてしまうと感じなくはなるが、脳は感じていなくても、聴神経は興奮してつかれそうだと自己判断し、
ノイズをカットできるレベルに耳栓をしている。
ノイズが多い環境では私達は、自然と声を大きくして話すので、会話が出来ない、ということはなく、
成子の歌になれる前に、耳栓に慣れてしまいそうだ。

刺激になる観劇やコンサートはなるべく避けて、耳栓を着用しているけれど、
会場の空気の中に溶けていく残響を最後まで追いかけたり、
音の干渉によって生まれる複雑な味わいを捕まえるのは、耳栓では無理だと感じた。
6月14日、目の前の大進さんを聞き漏らしたくなくて、
これで耳鳴りが再燃してもかまわぬ(そのおりには大進子と名前をつけてやる)の気構えで、
と耳栓は拍手のときタイミングが合えば押し込んだ以外では外していたが、
もう少し成子との付き合いが上手くいくようになったら、またクラシックも聞きに行きたいな。
(マイクで増幅されている劇場においては、マイク使用の代償で、生音が聞こえる距離でない限りは
 細やかな音の表情はかき消されているので、耳栓による損失はさほどないように思う)

*Comment

はじめまして 

私は最近音響性外傷で耳鳴りと付き合うことになったものです。治らないなんて考えられなくてショックで泣いてましたが、このブログを読んで元気づけられました。
ありがとうございます。
  • posted by ハーブ 
  • URL 
  • 2014.10/23 23:12分 
  • [Edit]

ハーブさま 

コメントありがとうございます。
ハーブさまも耳鳴りとお付き合いをされることになったのですね。

耳鳴りを友とした先輩として、二年少したった現在の、耳鳴りの成子さんと私のことを記します。

現在も内服は続けています。
耳栓もしています。忘れて困ったこともあったので、職場とポーチにスペアをおいています。耳栓は玄関に置き、出かけるときにはガスの元栓とともに、確認をしています。
成子さんが警告を出してくれた日は、手帳に何度あったかとその高さを記しています。

2012年7月当時は、毎日何度も成子さんの話を聞いていました。現在では仕事の繁忙曜日に、成子さんの高い声を聞くことはありますが、今週のように成子さんがしゃべらない週もあります。成子さんが警告をくれた日は、しっかり休むようにしていると、耳鳴りが二日続けて起こることは少ないように感じています。

端的に書くと、今の私は耳鳴りに困ってはいません。コンサートも楽しめています。

ハーブ様がよい方向に向かわれることを、心から願っています。
コメントありがとうございました。
  • posted by たまりょ 
  • URL 
  • 2014.10/25 21:51分 
  • [Edit]

NoTitle 

お返事ありがとうございます。
実は音響性外傷の耳鳴りを気にしてばかりいたら
今度は頭鳴り?なる症状まで出でしまいました。
頭の中からキーンと聴こえて来ます。
精神的なものも大きいと思うので明るくしようと思うのですが、なかなか難しくて…。
少しでも良い方向に向かう努力をして頑張ろうと思います。
また相談に乗っていただいても良いですか?
  • posted by ハーブ 
  • URL 
  • 2014.10/27 18:49分 
  • [Edit]

ハーブさま 

お辛い症状のようですね。

「耳鳴り」と書き表す言葉はひとつでも、伯母と私ではずいぶんと、症状や状況が違います。ハーブさまのものとも違っているようです。千の「耳鳴り」の人がいれば、千の表現形があるのではと思っています。

私は専門家ではありません。専門家であれど、診察していない方にアドヴァイスをするのは難しいことでしょう。
(それは自分がお金をいただける仕事の分野で置き換えても、当てはまることだと思います)

専門家であっても「一般的にいって~とされています」としか答えようがなさそうなモン題で、ましてやその能力がない私が、コメントできることはとても少なく、この記事に関しても先だってのコメントでも、「私の場合は」に留めたつもりです。

ただ。
これは「病気」、病邪によって、心身がダメージを追った状態に限れば、ほとんどに当てはまることだと思いますが。
無理に頑張る、無理を押し通すのは、逆効果になることが多いと思いのではないでしょうか。
(過去、私のブログで取り上げた、小和田さんのように、人格の異常、ゆがみによる症状と疑われる方の場合は「病邪」ではないので当てはまらないと考えています)

耳鼻科などで検査を受け、器質的異常はない、と言ってもらえるだけで、最悪の状況、たとえば聴神経腫瘍ではないか、脳腫瘍ではないかという心配は消えます。検査の結果に納得できないこともありますが、それをベースに今後の改善を少なくても悪化しないことを望む方向へ、目的地を定めなおすことも出来るかもしれません。

しんどいときはへばっていいし、出来るなら休息を取るのが自然だと思います。心身は病邪によって痛んだところを、すでに頑張って修復中ではないでしょうか。
頑張って明るくするのではなく、自分が自然ににっこりできる状況は何かを考えたほうが楽、かもしれません。
お気に入りの一輪挿しに、好きなお花を飾ってみる、いい香りのハンドクリームを使ってみるとか。
私の場合、くまモンの話が止まらないときに、家族はぎりぎりの状態らしいと察しているようです。

ハーブさまが、主治医先生と、そしてもちろんご自身にお聞きになることで、楽になれる方向を見つけられることを願っています。
  • posted by たまりょ 
  • URL 
  • 2014.11/02 02:14分 
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たまり(ょ)

Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

何となくの傾向インデックス
・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
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宝塚歌劇感想
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