お決まりの日々?

モモの節句でございます。

『テッド』

130123_1415~01
くまモンファンさんが、見に行くという話をされていた映画。

うちの子最愛のぬいスキーである私が、よそンちの子、しかも映像を可愛いと思うかしら、
でも、「中身はおっさん」は『銀魂』のエリザベス路線、エリーは大好きと気になり、
前職場にお届けモンにあがる用事があるので、時間が合えば、と最寄の映画館の上映時間をチェッくま!

モンモンモーンと用事が済み、上映3分前に、
「大変混んでおりまして」の映画館に、ぽっかり空いていたドセンターの座席に座ってました。

時間的に吹き替え版で。
吹き替えのほうが言語と訳の差が気にならなくていいかなと思っていたので、結果的に良かった、かな?


感想は。

ロリーが嫁に欲しい!


以下、ネタばれを含むので「追記」以下に。

テッドのキャラで持っている映画、ストーリーは単純。
結末は、テッドと27年のパートナーである主人公が、今後も一緒にいるか、否かの二択。
そこに、彼の恋人との関係が絡んでも4つなんだけど、
恋人にもぬいにも捨てられるのはかわいそう過ぎるので、現実的には3つ?

私は結末を知らずに見に行ってよかったと感じました。

(感想の続き)

ロリーはパーフェクト。
ぬいぐるみが親友という恋人の特異な趣味と現状を受け入れる心の広さと愛情の大きさがあり、仕事でも有能、しかも迫力ある美人でスタイル抜群! いわゆる3高の上司(社長の息子)が執心なのもわかる素晴らしい女性で、悪いところはひとつも無い。
パーフェクトだから、少年の心を持ち続ける社会に適合しきれていない男に庇護欲をそそられるのか?

彼女が愛している男は、低収入、友達はぬいぐるみだけ、向上心なし、自分の欲望を抑えきれず何度も約束を破る、
子供のころに憧れたヒーロー番組や映画に今も夢中で、楽しみはテレビと酒とドラッグな「ダメ男」。
彼女は彼の良いところを見つけ、深く大きく愛し、裏切られても何度も何度もチャンスを与える。

しかし我慢には限界が。彼が彼女のエスコートを放り出して、ヒーローに会いに行ってしまう。
彼女は社長の息子の毒牙から何とか逃れ、まさかと祈る思いで向かった先で、
彼がぬいぐるみの誘いにまたもやのり、彼女との約束などそっちのけで遊んでいた現実を見せ付けられる。

最後のチャンスをひどく蹴散らされて、別れると決めても、
やっぱり彼を失いたくない、愛していると戻ってきてくれ、
彼を堕落させていた存在込みでがっしり受け入れる。

彼もテッドも変わっていないのに、それでよいと彼らの関係すべてを受け入れ、
彼らの望む結末をもたらす彼女が女神に思えました。

流れ星で始まった二人の奇跡が、あとから加わった存在の起こした奇跡で、今度は現実に対応できるようになる、
現実として固まる展開は、話として固いんだけど、
生きているぬいぐるみ「テッド」以上に、彼女の存在がファンタジーだ。


下品なギャグはない方が良かったかも。
内容は夢物語でおとぎ話なので、それが浮いているような気がして、
おとぎ話として、奇跡が奇跡で存在を許されるこの話はあり、
なのだけど、ギャグの部分を二回聞くのはつらいなというのが私の感想。


そして、アメリカ文化を知らないと、まるっとは楽しめない内容なのに、
訳で日本の文化をねじ込んでくる強引さに、びっくま。

「(27年前に戻ったら、テッドなんて欲しくない。)くまモンのほうがいい!」
には、後年を想定しても外せない大人気くまキャラだと評価されたみたいで、嬉しかったモン!
ガチャピンさんに並んだね、くまモーン♪


「(テッドより)くまモンのほうがいい」と、つらいこと怖いことを手を取り合って乗り越えてきた「雷兄弟」の片割れに言われた瞬間、
テッドが大暴れ、主人公を滅多打ち。スタンドで殴るなどの大立ち回り。
その爆発力があれば、終盤の彼自身のピンチなんて何のそのだったのではと感じた瞬間、
テッドは薬物中毒でエロおっさんで、パートナーを束縛して彼を社会から隔離しているような困った存在であるけれども、ぬいぐるみなんだ、と切なくなった。
(ぬいぐるみの定義(?)は、くますけと一緒に (中公文庫)(新井素子著)にあります)

『僕は、ゆっこちゃんが幸せになる為に生を享けたぬいぐるみだ。故に、僕のゆっこちゃんにあだなすものを、僕は、決して、許さない』(新潮文庫 p252)

『ぬいぐるみって一見生きていないように見えるけれど、実は生き物で、だから個性もあれば感情もあり、ついでに、ぬいぐるみパワーとでもいうような一種独特の力も持っていて、持ち主に何かあれば、きっとぬいぐるみが守ってくれる』(あとがき)



ぬいは持ち主のために生を享ける。そのぬいにとって持ち主からの否定は、死に等しい。
体をぼろぼろにされて壊れてしまうことより、心の死に本能的な恐怖を覚えて、暴れたんだろうな。

それまでは、「ぬいぐるみの形をした生き物」と私の目に映っていた
スクリーンの中のテッドが、私の知っているぬいぐるみさんと同じとわかって嬉しかった。

「一見生きていないように見える」くますけとなんなんが持ち主を守ったように(「くますけと一緒に」)、
誰が見ても「生きたぬいぐるみ」であり、それゆえ一世を風靡したテッドが
大人になった持ち主を守ったり助けたりすることはなかったけれど、
彼らを丸ごと愛してくれるスーパー彼女を引き寄せたことが、ぬいぐるみパワーが起こした奇跡だとするならそれもいいかな?

『TOY STORY3』に出てくる精神が壊れたぬいぐるみに、感情をあらわにダメ出しをした私ですが、
この話は、ぬいぐるみがぬいぐるみとして(私の判断では)正しく存在しているので、好きです。

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『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
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