お決まりの日々?

モモの節句でございます。

100周年初日

『眠らない男 ナポレオン』の初日公演に行き、その3日後にあったお茶会にも参加してきました。

初日の時点で見せられるものになっていたことに感激しました。
脚本は、恒例のように出来上がってくるのが遅かったそうなので。
お稽古期間が長かったことと役替わりがなかったこともあるのかな。
この傾向で行って欲しいと願います。

世界史に疎いくせに人物相関図も見ていない状態でも、
舞台に人が溢れ、舞台の上では数十年という時間が流れる大きさでも、
整理されているため、するすると状況が入ってきた舞台に感激しました。
それなのに記号にならず、どういう人物か感じられる。
分かりやすいだけでなく、晴やか、キラキラした豪華さがあり、絵のままに美しく、
タカラヅカに求められているものの一つであるコスチュームプレイによる華麗な世界。
ええモン見たー、という気持ちになれます。
(帰宅後、my人物相関図を作ってみたら、かなりごちゃごちゃした人間関係でした)

お茶会で「終演後、毎日変更点がある」「だから毎日が初日。千秋楽まで進化し続ける公演」
と伺ったこともありますが、
おいしいはずの役が、おいしくみえなかったことに、わだかまりを抱いておりまして、
後半でもう一度観にいきたいなと思ってます。チケットは手元にないけど。
わだかまりは、胃炎でフラフラ絶食だぜー状態(今も本調子じゃない)で座席に座った、
私側の余裕のなさゆえ生じたものなのかもしれませんが。


二番手、三番手さんの役は、対称的。
目立つのは、衣装のこともあり、三番手。
でも、後に残るのは、語り部であり、客と同じ視点である二番手さん、
共感と同情とともに、客の心にグッと入り込むのは二番手さんのはず。

主演さんの役も三番手さんの役も、華は大きいが非常に個性的な人物で、
「地味」といわれても、ふつうの感性を持っていると映る二番手さんの役は、とっつきやすい。

小説だとすると、主人公は一人称で語る二番手、
客が、舞台上の誰と同化して、その場にいるような錯覚を起こすかといえば、
二番手さんの、語り手さんの役になる。
それほどに大きな役だと私は思っています。


以下、ちょこっと感想。

 ナポレオンが大きく描かれているのは当然として、
後からやってきたくせに、目立つ服装と功績で、おいしいとこもってくミュラのキラキラっぷりが
とんでもなかった。
コヌヤロー、なパーフェクトマンなのに、彼の前には道は拓けてるモンだと、納得させられる、
すくすく育った大樹のような、頭三つぐらい抜けてる感が爽快。やたらと大きく見えた。
そんな彼だから、気持ちを変えたロシア遠征はどんなに苦しかったのだろうと想像させられ、
その後の行動に、仕方ないよね、彼も王様だもん、守らなきゃならないモノがあるよねと納得させられた。

 語り部のグランマルモンの先には、当時のマルモンがいて。
マルキンは、自分とまるで違う生き物のナポレオンが眩しく。眩しくて。
自分でない新参者が彼に重用されても、彼の傍にいるだけで嬉しいから、文句の一つも言わない。
功績も女性の気持ちもうまく持っていっちゃう派手な新参者が出来すぎなだけやん。
でも、好きな人の気持ちや視線が、傍にいる自分を通り越していく寂しさはあるが、それを飲み込む。
 その幸せなんだけど複雑な気持ちは、他の登場人物のだれよりも、凡人の私に近い。
 グランマルモンが語るこの舞台はマルモンの一人称で書かれた小説、
マルモンの目から見たナポレオンのお話しなんだと思った。

 舞台でブイブイ言わせている(死語)ミュラや、もちろんナポレオンやその妻は目立つけど、
ぐんぐんと心に染みてきて、観劇終わっての帰り道、心の中に残るのはマルモンなんだろうなあ、本当は。
 グランマルモン役さんの演技にも助けてもらえるし、贔屓にはこの深い役をやって欲しい。
(ケロさんとかケロさんとかと、具体的に思ったわけじゃないはずです)

 ジョセフィーヌはとても良かった。年下の坊やとあつかっていたナポレオンとの力関係が逆転し、
彼を失いたくないと焦り、彼のことを考えて辛い決断をするところはとても美しく見えました。

 ナポレオンは、傑出した人物であることと同時に、子供のような純粋さ、かわいらしさがでていて、
主演さんにあっていると感じました。序盤では、兄、ジョセフを何かと頼りにしていたところにも、
幼さが感じられてよかったです。物語の中でどんどん大きくなっていかれる変化が素晴らしい。

 タレーランに、専科の正しい使い方を見ました。
マサツカ先生もこんな風にみっちゃんを使ってくれていたらっ! 歌だけじゃないのよ!



1月20日。マルモンをマルキンと誤って書いていたのを、訂正しました。
どうして間違えていたのか、分かりません。人物相関図で名前を確かめたつもりで、どこを見ていたのでしょう。
マルキン=○禁というわけでは、もちろんありません。
マルモンさん、マルモンを演じられたお二人のジェンヌさん、お二人のファンの皆様、星組ファンの皆様
申し訳ありませんでした。

*Comment

見てきました 

またまたコメントしちゃいます。
銀杏です。
昨日、ナポレオン見てきました!
そして本日こちらのブログ記事を読んで作品を思い出しております。
マルモン、本当に良い役でしたねー!紅さんのマルモンに泣きました。
久々にストーリーテラーが良い働きだったなと思うのですが、どうでしょうか。あまりモンテの現代とのシンクロが好きではなかったので…
そして本当みっちゃんも良かったですね!!エトワール初日と変わってたみたいです。日々変化しているのですね!これからもレポ楽しみにしています(*゚v゚*)
  • posted by 銀杏 
  • URL 
  • 2014.01/20 12:25分 
  • [Edit]

マルモン! 

銀杏さま、コメントありがとうございます。
銀杏さまのコメントに、大変な間違いをしでかしていたことに気づきました。

マルキンってだれ?
とんでもなか間違えだモン!

日常生活で、くまモン語を多用しすぎ、モンモンうるさい反動が現れたのでしょうか。バカだモン!
紅さんがお好きな銀杏さまにも、とんでもない無礼を。
大変失礼いたしました。コメント返信したら、すぐに「まるモン」に修正します。
まるモンじゃないモン、「マルモン」だモン!
(モンモン書いていたら、紅さんのマルモンのほっぺに赤い丸が見えてきました、なかなかむぞらしかモン!)

マルモン、ドンドン仕上げられてこられたのですね! 
エトワールも変わっている!?

私ももう一度観て、進化を我がモンとして体感したいモ-ン!
コメントありがとうございました。
  • posted by たまりょ 
  • URL 
  • 2014.01/20 22:09分 
  • [Edit]

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Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
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・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
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宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
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