お決まりの日々?

モモの節句でございます。

テレビ(を録画したものを)視聴三昧

年始に録画した昔の映画などを十分に消化し切れていないうちに、
始まってしまったソチオリンピック。
観戦したいものはLIVE。保存は録画番組をと思っていたけれど、
NHK-BS1の録画番組はカットがあることがわかって、
LIVEも録画したものを放送するものもダブルで抑えて、
二回放送があるものは後のほうが放送時間が長いと気になり、
さらに押さえていると、とうとう録画カプセルの上限を超えてしまいました。
(団体戦の結果が出るまで録画に頼らず全部見たので、睡眠不足です)

そのうえ、先週の土曜日までは、私が第一回目を見逃して、視聴をあきらめてしまった、
『最高の離婚』の再放送が、スペシャル放送にあわせて行われていました。
15分拡大版であったはずの第一話と最終話も、一時間枠とカットされてはいたものの、
全部観られて良かった。
本編では書いたものの破いてしまったため相手に届かなかった元妻が元夫にあてて書いた手紙、
スペシャルでは元夫が書く側にだったが、手紙は投函されたため、読んでもらえたと思われます。
似たもの夫婦と仲良し夫婦や腐れ縁夫婦を表現するのをみるが、この夫婦、面倒くさいところが似てる……。

きっと大当たりしたドラマなのだと思う。賞もいくつももらったようだし。
ドラマを途中で投げ出すことの多い私でも、ちゃんと完走できたのだから、力を持った作品でしょう。
(明日ママは、予約録画を忘れて、見逃し配信で見た4話で諦めました。
 CMカットで提供される見逃し配信は便利で、これで見るかもしれないけれど、
 録画してまで見ようとは思わないな)
長い台詞に、日常描写という絵になりにくいものを、
モニター視聴に耐えうる美しさにして、視聴者に見せることができる役者さんの力に、
素直にすごいと感服しました。

再放送、スペシャルあわせて二週間程で、通して見てしまったので、
イイナと思った言葉を反復する間もなく、次の展開が覆いかぶさってくる。
考え抜かれたであろう言葉、心に引っかかる言葉、その力もある。
結夏の、色々欠点はあってもそれでも好きな人と、このような家族になるのが夢だったという、
純粋な、ある種子供のようにも思える純真な願いは、演じ手の尾野真千子さんのパワーに圧されたか、
涙で持ってうなづかされました。

彼女が演じる結夏が、それでも好きあなたじゃなきゃダメなの、あなたと「家族」になりたいの
と身体全体で表現している相手、光生が、表には出すことはとても大変下手だけど、
優しい心の持ち主ということは私にも伝わったが、
「めんどくさい」人間だし、それでも、と彼女がほれ込んだのは実感がわかないが、
スペシャルで出てきた結夏と恋仲になりかけた弁当店主人を見て、ダメンズに惹かれるタイプかと思った。
(淳之介はいい奴どまりで、惚れなかったわけだ)

本編とスペシャルを通して、心に残ったのは、静かに泣く尾野さんの姿でした。
ギャーギャーわめき散らしたり、モノを投げたりというわかりやすい爆発や表現ではない。
涙を静かにこぼしている。その姿に凄みを感じました。
彼女が演じている役が、感情を、それは本当の気持ちを隠すカムフラージュのための
大騒ぎであっても、大きく表現する役だけに、対比がぐっと迫った。
それしか出来ないほどに、彼女は追い詰められているのが分かった。

物語りも、慰めようと肩に手を乗せただけで崩れてしまいそうなまでに、
弱った脆い彼女の姿が、静かな爆弾となって、一気に転換する。

『最高の離婚』の小説が出版されても、私はそれを読むなら、
尾野真千子さんたちキャストが演じたドラマをもう一度観たいと思うことでしょう。

もう一組の夫婦は、子供のような夫が、過去とキッパリ決別できて良かった。
妻のほうは、地をドンドン素直に出せるようになったのだな。
何でも受け入れ赦してくれる存在から、どごんと尻で踏みつけるタイプにランクアップしたようで、
……それで幸せならいいんじゃないかな。

30代のメインキャストが、ワーワー騒いでお互いをひっぱたき、傷つけあっている中、
20代の淳之介の明るさと健全さが達観しきったところが眩しかったです。

どんなことがあってもやっぱり好き、好きな気持ちが磨り減ってしまわないうちに
別れていい思い出にしたい、彼を好きだった自分を否定したくない。
だって、自分に自信がない、自分が自分を否定したら過去ごと自分の足元が
すっぽりと抜けて消えてしまいそうで怖い、のかどうかは私の今のところの想像でしかないが、
(スペシャルの後1/3は特にちゃんと見られていないので、見返したい)、
二人人間がいて、自分に自信がない部分を見ないように虚勢を張っている部分が共通していて、
同病相哀れむ的な優しさで見逃してもらえるのならともかく、
自分を正当化するために、相手の粗をついて、自分のほうがマシだと
子供どうしの喧嘩みたいに鼻息荒くする関係、じゃなくて、
淳之介のすっきり明るいところを、眩しいねと好きになることが出来ていたら、
「おっと」「つま」のカップルのような、明快なカップルになれたと思う。
彼女を包み込もうとする淳之介の大きさに、素直に包まれて、陽だまりにいるみたいで
幸せと思えたら、結夏もひまわりのように屈託なく笑えたんじゃないかな。
でも今の彼女は、男性の弱いところ、陰の部分にそっと入り込むのが好きなのだろうなあと
妄想しました。影がある笑いのほうが、これまでの自分の続きで馴染むのかも。
淳之介を演じた窪田正孝さんへの贔屓はバリバリ入っていると思います。。
彼の出ている作品を押さえているわけではないけれど、
『ケータイ捜査官7』で彼が演じたケイタの健全さは大好きで、
ケイタ、人間的にも大きくなって(職業は高校生時代のほうが安定していたが)と
近所のおばちゃんの気分で、淳之介の素敵さに目を細めていました。

年をとるとよかこともあるモン。


NHKの『足尾から来た女』も、実家にあった生命保険会社が持ってくるテレビ雑誌で偶然発見し、
観ることが出来てよかったモン。
尾野さんが動くと画面に熱い血潮というような生命力が感じられるので、よか!

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たまり(ょ)

Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

何となくの傾向インデックス
・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
・医療破壊に関しては涅槃の境地にいけたらイイナ♪
リンク先=『麻生太郎オフィシャルサイト』さんスキー♪

チベットを知るために-人権問題(ダライラマ法王日本代表部事務所)

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