お決まりの日々?

モモの節句でございます。

プレミアムドラマ『私は父が嫌いです』

世界選手権、宮原知子選手の銀メダル!
観たかったけれど、放送はアナウンスがニュー塩分たっぷりで観る気も起こらず、
BS放送を待ちます。
トゥクタミシェワ選手の3A成功に、自国の浅田真央選手の名前を出さない実況は解説は、
害悪以外の何物でもない。
解説の人は、浅田選手を見守りたい、とか、三姉妹などと、仲のよさをメディアでアピールすることに
暇が無かったかたなのに。浅田選手の名前を、いいニュアンスで出さないことが、フジテレビの鉄則なのかもしれません。
村上選手の復活に本郷選手がいっそうに華やかに、と早く動画を見たい!

羽生選手も小塚選手も無良選手も、それぞれの怪我や不調のなか、よく戦われたと思います。
全日本と同じ演技が出来たら良かったのに。ピークは一番大切な大会に持ってきて欲しい。

見ていない番組のことは、見てからにして。


プレミアムドラマ「私は父が嫌いです」
 冒頭を見れず途中から。録画も中途からなのでせず。見終わった後、ノートに記したことから書き出し。

 社会的成功を収めても、美人の妻との仲は冷え切り、ふらふらとしらけたムードで
実感無く生活している主人公。彼の嫌な部分は、幼少時に彼と母を捨てた、身勝手で調子がいい父に似ていた。
父のようになりたくないと思ってまじめに生きてきたのに、ふとしたときに父とそっくりに育ってしまった自分に気が付く。
それが嫌でたまらない。
 父との関係を何とかしないと、自分は進めない。その意識は明確ではなかったかもしれないが、
彼は失踪した父に会いに行こうと決意する。
 菩提寺をたどることで、父の居場所はあっさり分った。
…というストーリー。
 
 父。上っ面の言葉で愛を取り繕えても、心の核の芯のところは、言葉に出来ない。
 対外用に構えた自分のイメージを損なってしまいそうだという恐れか、気恥ずかしさか。
 涙を浮かべ本気でぶつかってきた息子に対しても、他人の詩を借りないと気持ちを表出できない。
 それも息子のエネルギーと、息子が帰る電車が踏み切り事故で三時間動かなくなり、
ビジネスライクの再会に、これで別れだと一度仕切った関係を、続けざるを得なかった状況に追い込まれるという
アクシデントがあってのこと。

 息子である主人公。自分の嫌なところは、父に似ている。嫌いな父に似てしまっている自分が嫌だと、
自分を好きになれないし、自分でも好きになれない自身に好意を抱いている他の人のことも大切に出来なくなっている。
 夫としての最低限の義務は果たしている彼が妻に愛想づかされているのに、
彼の母は、彼女と息子を捨てた身勝手でだらしない父のことを、いまだ愛しているようなのも不思議である。
 彼は父に興味を持つ。どういう人物だったのか。どうかいい人間であってほしい。父に似てしまう自分を好きになりたいという願いも加わり(と私には見えた)、彼は父の消息を探し始める。彼が小さい子供の頃の父は(冒頭数分は見逃したが)身勝手なところはあるが優しい父で、彼も父のことを好きだったように見えた。

 再会した父は、彼が嫌な部分がそのまま拡大されているような男だった。彼の気持ちは晴れることなく、
帰京の時間が来た。父と息子は形どおりの別れをする。この時点で彼は父が嫌いだったし、二度と会うことはないと決めていたと思う。
 そこで踏切事故というアクシデント。しかも雪。一人で時間をつぶさせるわけにもいかず、
駅近くのうどん屋(カラオケセット有り)に入る。
 父は相変わらず息子の話をのらりくらりとかわし、向き合おうとしない。
性格と若さで限界が来てしまった息子は、ついに父に感情をぶつける。

 父に似ている。それが嫌だ。お父さんが嫌いだ。自分の中のお父さんに別れを告げたくて、会いにきたんだ。
 鼻を赤くし泣いて吠え付く息子の姿に、父もようやく心情を見せ始める。

 赤ん坊の頃は可愛かった。成長するに従い、自分だけが正しいと言う顔をし、賞賛を求めて満足することがない息子が嫌いだった、と。そして、広げていたカラオケ本に眼を落とし、「これがいい」と、歌い始めた曲は
ザ・ブルーハーツの「トレイントレイン」。

♪ あなたが生きている今日は、どんなにすばらしい/意味がある だろう

 あなたがいてくれて良かった、あなたが好きだと、がなるように歌う父の姿に、
泣きすぎで感情の高ぶりで耳まで赤くなった息子もマイクを手にして、声を揃えて叫ぶ。
 このシーンに、嫌いだと言い合った二人の、互いへの愛情を感じた。
好きの反対は、嫌いでなく、無関心というが、
父にこれだけこだわった息子は、父のことを好きだからここまで突っかかったのだし、
息子に“正しさ”を押し付けられることに息苦しくて、息子や妻を捨てたであろう父にとっても、
息子は無視できない大きな存在だったのだろう。(彼だって自分のへらへらしたその日暮らしの生き方が、
 正しいとは思えなかっただろう)

 ラスト。
 電車が動き出した。うどん屋で寝てしまった父を置いて、息子は店主に父のことを頼んで(会計も済ませて)
店を出る。すぐに戻ってきて、彼が着ていたコートを、マフラーを眠る父の背中にかけ、雪の舞う中ホームに向かう。
 彼は、父をもう嫌いではない。父の生き方を感覚で理解できて、父を認められて、父に似ている自分のことも
好きになれたのだろうか。自分のことも自分の周りの人も大切に出来る人に、なれるんじゃないかな。
彼の奥さんへの態度は、ほんっとうにひどかったから。奥さんが彼のことを愛していた(過去形)なのは分るし、
彼女は彼に関心を持ち続けていたけれど、彼は奥さんのことを感情がないモノのように扱っていたから、
見ていてとてもイライラしました。

 瑛太さんも奥田瑛二さんの演技も、とてもナチュラルで、自然に入っていけました。
 瑛太さんは私の好みの顔ではないけれど、整っているからこそ、あちこち赤くして怒って泣き喚いても
絵になるのだなあと、かつて大鳥れいさんの美貌に乾杯したくなったのと同じ事を思った。
大鳥さんのマクベス夫人は狂気の中叫んでも、美しかった。
 一般人レベルの容姿でこれをやると、視聴者を不快にさせる絵になってしまう。
怒りのままに醜態をさらす公害は、なるべくさけねばと自戒した。

 わが身をふりかえって。主人公は息子であるから父と比べる。私は娘であるから母と比べる。
 私は母が…? 
 数年前なら、嫌い、苦手と答えたと思う。でも今は、無関心に近くなっているのを感じて、
心の中を風が通るような空虚感もあるが、それは同時にスースーとしたメントールの爽快感に似ている。
 こじれた(と私は感じていた)母娘関係は、卒業間近なのかもしれません。

 「私は父が~」の父は、年取った分だけ弱くなったように感じた。主人公に沿って話は進むが、私は、
表立っては描かれていない父の気持ちのほうを、錯覚かもしれないけれど感覚的に入ってきたように思った。
私の弱い部分に共振していたのだろう。

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たまり(ょ)

Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

何となくの傾向インデックス
・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
・医療破壊に関しては涅槃の境地にいけたらイイナ♪
リンク先=『麻生太郎オフィシャルサイト』さんスキー♪

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