お決まりの日々?

モモの節句でございます。

月全ツ「激情」/「Apasionado!! III」

チケットを譲ってもらえたので観てきました。

良い舞台だったーーー!!

最初から最初まで全力で走り抜ける、若さが弾けがエネルギーがほとばしる舞台でした。
観ていてとても気持ちがよかった。めっちゃめっちゃ熱いんだけど、爽快なの。
良いものを見せてもらえたので、浮かれています。


「激情」のたまちゃんホセ、でっかいんだけど、まっすぐすぎる青さに心配を誘われ、
つい構ってしまいたくなる魅力があります。
舞台ではすっごく立派な体格に見えるだけに、気持ちを持っていかれます、危険危険。

たまちゃんホセ相手だと、ちゃぴちゃんカルメンも華奢で。
このカルメン、身体は薄いのに、腰のくねらしかた、手を使っての誘い方が妖艶で、
誘われてしまう気持ちが分るのが素晴らしい。
小動物系のかわゆらしい顔に似合わぬ、下品な台詞にぎょっとさせられるけれど、
縛られたくないという奔放さは十分感じることができました。
ダンスでの表現も見事で、このコンビいいなあ。ちゃぴさまのすっと上がってしまっている脚、大好きです。


母さんの誇りであった息子が、故郷で人を傷つけて遠い地に逃れてきて、
まったく別の世界に生きている女に出会って、恋に落ちる。
自分のなかにあった激しい感情の噴出に、身も心も持って行かれて、
あやめるつもりがないのに、武器を突き出してきた相手に素手で対応するうちに、
相手の武器で殺してしまったとまどい、
何もかも捨ててついていったカルメンだけど、彼女の気持ちは定まらない。
カルメンに一途な彼には、夫や恋人がいても他の男と自由な恋愛を楽しみたい彼女の気持ちは分らない。
好きなのに、相手のことが理解できない悲しみ。
それでもそれでも追いかけて、心をまっすぐに向け続け、結果彼女から心が離れたと宣言され、
君のためにここまでしたのに(何もかも捨てて、人を二人殺めた)、とホセが、カルメンが無情だとなじってしまった時
「何? お返しが欲しいの? そんなの愛じゃない」と返された時の、
彼女の心がますます離れてしまったと分った狼狽(犬なのに)。
ホセのこれまでの選択は、カルメンの傍にいたい一心で行ってきたので、「彼女のため○○した/してやった」という
気持ちはなかっただろうし、カルメンを逃がして罰をうけてもその代償を要求しないホセだから、カルメンは惚れたのだから、
そんなことを言ってしまうほど、彼女の彼への愛を感じられないと追い詰められていたのだろうなあと、
見ていて辛かった。
そして、彼女をつなぎとめるもモノは何も残っていないのだと分ってしまったホセの絶望、
彼女を失いたくないばかりにナイフを向けてしまった気持ちが、胸に迫るホセさんでした。

あんな立派な男さんが、こんなにボロボロに、ぎりぎりになるまで追い詰められるなんて。
ホセとカルメンの恋の盛り上がりが一気で激しかっただけに(営巣のなかで浮かれるホセがとてもかわいい)、
一途なホセを拒絶するなんてカルメンは悪い女やなーと思ったりもしたけれど、彼女も真剣に生きていたのだと
分る演技だったから、どっちが悪いとはいえない。彼女の言うように、狼と犬とは相容れない、それゆえの悲劇だったのだなあと。
トランプ占いで、二人の恋の行方が、禁断の二度占いをしても最悪の「死人がでる」が
出たときの彼女の苦しさ、ホセ(犬)を肯定できない彼女(狼)のこれまでの生き方の奔放さ(彼を受け入れると
これまでの彼女ではなくなってしまう)カルメンの苦しみ。
最期のシーンのちゃぴカルメンは両の頬に涙が光っていました。
ホセのことは好きだったけれど独占されたくない、あたいは自由が信条のカルメンなんだ、
あたしをあたしらしくさせてくれないあんたからは心が離れたと、肩肘張って拒絶していたけれど、
心のどこかで、一途にまっすぐ愛してくれる熱を嬉しく思う気持ちが沸いてくるのを抑えらなかったのかと、
それゆえのエンディングなのか。救いがあってよかったです。

主演二人に感情移入できたので、中だるみすることなく、一緒に突っ走ることができる。
1時間35分が短く感じられました。


私は冗談で部屋にかけた等身大タペストリーがはずせなくなってしまったくらい
平成仮面ライダー変身後が大好きで、高岩さん(スーツアクター)に蹴られて死ねたら、
思い残すことはないと思っている変態ですが、
「激情」でも「アパショ」でも、たまキックが見事に決まっていて、
たまキックで死ぬのもいいなあと思いました。武闘派ジェンヌ、いいじゃん!
後姿もかっこいい。いいスタイルです!(笑顔)

「バンディード」の時には感じなかったのだけれど、
たまちゃんの声のかすれ方って、ケロさん(汐美真帆さん)のと共通音色が入っている?
私はケロさんの美声ではないと思うのだけれど(当時は。ごめんなさい)色気のある声が大好きだったので、
はぁぁぁ~と嬉しくなりました。

ジプシーのとしさんには溺愛している彼女がいて、大抵後ろから触っているのがいいなあ、とか。
何気ないようなしぐさでも、ちょっとしたふりのようなもの、決めポーズの手の表情、
宇月さんは一番美しいところでぴしっと決められていて、目をもっていかれます。
(帰りによったみどりの窓口で、担当してくれる方の名前に「小塚さん」が見えて、
あの人だったらいいなあと思って適った小塚崇彦さんのファンなので、宇月さんの顔に
身体の傾け方に切なさを覚えてしまいます。としさんはやめないでね!)

としさんのお花ちゃんは、ちいさくして持って帰りたい! (キレイなのに原寸だと、ちょっと怖いと思わせられる
ところが男役の魅力です!) その後のちゃぴちゃんが可愛くて連れ去りたい気持ちになった
このギャップ。男役さんの女装はこうでなくっちゃ。

ゆうまくんの存在感! ショーでも活躍していて嬉しい! 
「バンディード」キャストはとっても好みで、彼女たちは目で追ってしまいます。

たまちゃんライオンとちゃぴちゃんシマウマのシーン、躍動感があって、
ハンターたちのダンスも素晴らしく、見ごたえがありました。デュエットダンスで、
ちゃぴちゃんがパンと飛ぶと、対称の位置で、たまちゃんがバンッッ!と跳ぶのも見ごたえがある。
二人ともすごい運動量。

そして、ぐるぐるリフトの安定感。派手だ! 
アーサー王以降も、真ん中ででっかく存在するだけでなく、ちゃぴさまの乗り物として期待してます。


現時点で二番手は一作(途中で死ぬから半作?)しかさせてもらえてないのに、
次のトップにしちゃって大丈夫なのか?と心配していたけれど、
さすが責任感のカタマリ、努力人、大丈夫そうだよ、大丈夫だよ!!!と思わせてくれた
二日目の全ツでした。ちゃぴさまが少々暴れても、たまちゃんだったら大丈夫そうだと思わせるドーンと感。
観るまでは、大劇場のセンターを張れるちゃぴさまに、真ん中経験の少ないたまちゃんは食われてしまうんじゃないか、と
心配していましたが、杞憂でした。むしろちゃぴちゃんが地味に思えるたまちゃんの存在のでかさ。
(バンディードは、衣装と光が地味だったのよ)
お花ちゃんのシーンで、凪七さんとでてきたとき、アパショ2に続いて娘役が、と思ったぐらい。
キラキラは少なくても、ドーンとした男感で存在して、娘役をきらきらと輝かせるたまちゃんの舞台に期待します。
霧矢さんも組んだ娘役をきれいに魅せる方だったなあ~と、懐かしく嬉しく思い出した全ツ二日目の公演でした。


追記: プレミアムシアターの英国ロイヤルバレエ・ガラの「カルメン」が始まったのだけれど、
カルメンと並んだ時のサイズ感差が、男性ダンサーよりたまちゃんのほうにかなり、ある。(舞台とモニターの差はあれど)
たまちゃんのかもし出すでかさってすごいじゃないか。

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たまり(ょ)

Author:たまり(ょ)
『マイメロ』の柊恵一さん中心感想や、奈良大淀病院事件の傍聴記録を書いていました。

現在は、感想や日記を時々。
スポットライト(好きな人しか目に入らない視野狭窄)状態で、片寄ってます。

何となくの傾向インデックス
・「某Oさん」や「花柄の君さま」などと表記させていただいている声優さんのファンなので御出演作♪
『おねがいマイメロディ』シリーズ(終了)
・『電王』以降のスーパーヒーロータイム
宝塚歌劇感想
・他ドラマなど
・医療破壊に関しては涅槃の境地にいけたらイイナ♪
リンク先=『麻生太郎オフィシャルサイト』さんスキー♪

チベットを知るために-人権問題(ダライラマ法王日本代表部事務所)

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